島と海と自転車と。絶景をめぐる「しまなみ街道」サイクリング旅
生口島

因島と生口島は生口大橋でつながっています。この島の約50%は急傾斜ですが、島の北側は開放的なサイクリングコースになっています。
また、島(瀬戸田町)はレモンの生産量が日本一。「瀬戸内レモン」は全国的にも有名ですが、レモンを生かしたパティスリーもあります。また、昭和レトロを感じさせる「しおまち商店街」も人気です。

さらに、平山郁夫美術館、耕三寺・耕三寺博物館および「未来心の丘」という大理石で造られた庭園、向上寺(国宝)の三重の塔など見どころも豊富です。
「未来心の丘」で使用されている大理石はイタリアのカッラーラで採掘されたもので、庭園はどこか地中海を感じさせますね。
大三島

生口島から多々羅大橋で通じる大三島。この多々羅大橋は中央支間長890mで、建設時はなんと世界最長でした。大三島はしまなみ海道最大の島です。また、大三島から愛媛県(今治市)に入ります。

橋の麓の多田羅エリアには、サイクリストの聖地である碑が置かれていることででも有名な多々羅しまなみ公園、道の駅多々羅、多々羅展望台、多々羅海水浴場やキャンプ場などの観光アクティビティが集中しています。サイクリストの聖地を示す碑の前で、ぜひ記念の1枚を。
伯方島

大三島と伯方島は海道唯一のアーチ橋である大三島橋でつながっています。アーチ橋の傾斜は緩やかで、自転車でも問題なく渡れます。その美しいフォルムも魅力のひとるですね。

同島は海道のなかではもっとも小さな島ですが「伯方の塩」で知られています。また、古代巨石信仰の山である「宝股山」や、船を折るほどの激しい潮流で知られる「船折瀬戸」、そこを行き交う船々も見どころです。岸近くには芝生に覆われたキャンプ場も整備されていますよ。
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