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「誰でも作れる」制約が生む付加価値。淡路島の商品開発の仕組みとは

まつこ
まつこ
2015/11/27
完成した瓦は「まちまち瓦」と名付けられました。仕上げは「つるつる(フラット)」と「しましま(スクラッチ)」の2種類。カラーバリエーションとしては、通常のいぶし銀に加えて、これまで全て均一が良いとされてきた瓦をあえて達磨窯で焼き、色むらを出した「むらむら」瓦と鉄分の多い淡路島の土だからこそできる黒いぶしの「くろぐろ」瓦の全3パターンを開発しました。厚さとフラットさ以外はサイズも色も模様も違う瓦を組み合わせることで、瓦の「いぶし銀」色も見る角度でその印象を変えます。

「誰でも作れる」制約が生む付加価値。 淡路 島の 商品 開発の仕組みとは

「屋根の瓦としてはもちろん、レンガのように壁や部屋の内装なんかにも使っていただけるのではと思っています」。春を発売予定に、これから販路開拓を進めていくそうです。

淡路島ならではの伝統とセンスが詰まった商品

商品発表会では、瓦商品だけでなくプロジェクトを通して開発された淡路島ならではの商品が展示されています。

花の生産が盛んな淡路島ならではの、3種類の花の恵みを活かした石けんや、瀬戸内海に浮かぶ淡路島の温暖で雨の少ない気候により実現したデュラム小麦セモリナ粉はパスタには欠かせません。かつては当たり前であった日用品を手作りする生活を再び提案する、自分だけのオリジナルのほうきを栽培・加工して作れるほうき制作キットなど、伝統とセンスとアイデアが詰まったオリジナル商品が並びます。

「誰でも作れる」制約が生む付加価値。 淡路 島の 商品 開発の仕組みとは
ひまわり油、ラベンダー精油、カレンデュラの花びらが入った石けん「Suu BOTANICAL SOAP」
「誰でも作れる」制約が生む付加価値。 淡路 島の 商品 開発の仕組みとは
温暖な瀬戸内海の気候で育てる「淡路島産デュラム小麦のセモリナ粉」
「誰でも作れる」制約が生む付加価値。 淡路 島の 商品 開発の仕組みとは
ホウキギを育ててつくるほうき制作キット「育てるほうき」

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まつこ

おんせん県(大分県)生まれ。
好きな大分料理は「吉野鶏めし」、もちろん冷蔵庫に「かぼす胡椒」は欠かせない。現在は、持ち前の酒飲み女っぷりを発揮し、東京の飲み屋をさまよう日々。

「誰でも作れる」制約が生む付加価値。淡路島の商品開発の仕組みとは
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