「誰でも作れる」制約が生む付加価値。淡路島の商品開発の仕組みとは
完成した瓦は「まちまち瓦」と名付けられました。仕上げは「 つるつる(フラット)」と「しましま(スクラッチ)」の2種類。カラーバリエーションとしては、通常のいぶし銀に加えて、これまで全て均一が良いとされてきた瓦をあえて達磨窯で焼き、色むらを出した「むらむら」瓦と鉄分の多い淡路島の土だからこそできる黒いぶしの「くろぐろ」 瓦の全3パターンを開発しました。厚さとフラットさ以外はサイズも色も模様も違う瓦を組み合わせることで、瓦の「いぶし銀」色も見る角度でその印象を変えます。
「屋根の瓦としてはもちろん、レンガのように壁や部屋の内装なんかにも使っていただけるのではと思っています」。春を発売予定に、これから販路開拓を進めていくそうです。
淡路島ならではの伝統とセンスが詰まった商品
商品発表会では、瓦商品だけでなくプロジェクトを通して開発された淡路島ならではの商品が展示されています。
花の生産が盛んな淡路島ならではの、
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