それ、Hな言葉…?海外で日本人が言いそうなNGワード
磯野カツオ/イタリア語
意味:男性のシンボル
次はイタリア語。日本の国民的アニメである『サザエさん』に登場する「磯野カツオ」も、イタリア語で特別な響きを持ちます。つづりは「Io sono cazzo.」。正式には「イ・ソノ・カッツォ」という感じです。
「Io sono」は英語でいえば「I am」。「cazzo」は伊英辞典を見ると、
<prick>(Collinsより引用)
と書かれています。
この「prick」の意味は英英辞典の『Macmillan English Dictionary』によると「a man’s penis(男性のシンボル)」。要するに「磯野カツオ」は「I am a penis.」といっているように聞こえるのですね。
イタリア語圏で磯野カツオについて話す機会はあまりないかもしれませんが、意図していわないように気をつけておきたい単語といえるでしょう。
ち◯ち◯/イタリア語・フランス語
意味:「乾杯」
逆に日本語でいう「ち◯ち◯」は、イタリア語で別の意味になります。イタリア語表記で「Cin cin.」を伊英辞典で調べると、「toast」と書かれています。
「toast」とは、パンのトーストという意味もありますが、「乾杯」の意味もあります。「Cin cin」といってグラスを合わせ、乾杯するのですね。
この言葉はイタリアだけでなく、フランスにも伝わっていて、さらにフランス語圏のカナダ東部のケベック州などでも普通に使われていました。
ケベックに住むカナダ人の男性に「Cin cinって、日本語でなんて意味か教えてあげる」というと、近くにいた日本人に早速「○○、cin cin」とグラスを上げました。
さらにグラスを持ちながら、「Do you like cin cin?」と、どっちともつかないような質問をして困らせます。
親しい間柄だったので許されましたが、際どいジョークですし、相手を不快にさせる恐れがあるので注意しておきたいですね。
食べるな/イタリア語
意味:「大衆食堂」「居酒屋」
3つ目は、「大衆食堂」や「居酒屋」を意味するイタリア語、「Taverna」です。
そのまま読んだ感じで分かるように、読みは「タベルナ」ですね。大衆食堂がタベルナ。絶妙な取り合わせですから、日本のどこかに本当に店名で存在しそうですね。