桁違いのゴージャスさ。お金持ちの国「ブルネイ」の美しすぎるモスク

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2022/12/21

南シナ海に面するボルネオ島の北部、1984年に独立したブルネイ・ダルサラーム国(通称・ブルネイ王国)。

2019年3月にロイヤル・ブルネイ航空が就航したので、訪れるのがとても便利になりました。イギリス連邦加盟国ですが、イスラム教を国教としている王国です。

ブルネイは石油や天然ガスなど、資源が豊富で、なんとお金持ちの国。もちろん王様もお金持ちなんですよ。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

「ニュー・モスク」と「オールド・モスク」って?

「ニュー・モスク」と呼ばれる、ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク

「ニュー・モスク」image by:石黒まり花

現国王ハサナル・ボルキアの即位25周年にあたる1992年に完成予定だったものの、遅れに遅れ1994年に完成した「ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク」。通称「ニュー・モスク」はブルネイで一番大きなモスクです。

純金で造られた眩いばかりのキンピカのドームは、第29代国王にちなみ29個もあり、イスラム模様の美しいファサードが印象的なモスク。

伝統的な造りのモスクですが、実はハイテクな部分が導入されていて、ウドゥ(小浄)はなんと全自動。水栓前のベンチに座ると、自動で水が出てきてお清めしてくれるそうですよ。

また、王族専用の入り口にはエスカレーター!さすがというか、礼拝所にエスカレーターを設置してしまうとはびっくりです。礼拝堂に上がる階段も、第29代国王にちなみ29段というこだわりようです。

29段の階段の上にある天井ドーム。image by:石黒まり花

階段上にある天井ドームもきらびやかで、これまたゴージャス。メインの礼拝堂には、イスラム教徒でなくても入ることができますが、撮影は禁止ですのでご注意ください。

ライトアップされた「ニュー・モスク」image by:石黒まり花

昼間でも十分にゴージャスさは感じられますが、ライトアップされる夜景は、さらにきらびやかでゴージャスさが際立っています。


「オールド・モスク」と呼ばれる、スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク

「オールド・モスク」image by:石黒まり花

第28代国王オマール・アリ・サイフディンの命により、イタリアの建築家によって建造され、1958年に完成した「スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク」。

現在の第29代国王ハサナル・ボルキアのお父さまにあたる先代のモスクという意味で、「オールド・モスク」と呼ばれています。

1950年代当時、推定500万USドル(日本円で約6億6,000万/2022年12月時点)もの建築費をかけ造られたというモスクは、水に浮かんでいるような、一枚の絵画のように見える凝った造りです。

真っ白なファサードに、燦然と輝く金色ドーム、イタリアから取り寄せた大理石、中国からは御影石と、まさに世界中から糸目をつけずといった体。

ただデザイン美が際立っていて、凛とした空気が流れています。豪華ですが、ニュー・モスクよりシックな造りといえるかもしれません。

「オールド・モスク」の礼拝堂内。image by:石黒まり花

礼拝堂には英国製のシャンデリアがかかり、やはりゴージャス。こちらは撮影可能でしたが、メインドームの色ガラスがすばらしいといわれている礼拝堂奥までは、通常は入れないようです。

けれど、このときはガイドさんが案内してくださって、のぞくことができました!

英国製というステンドグラスと、メインドームのガラスが美しいこと。ガイドさんにお願いしてみてくださいね、見ていただきたいすばらしさです。

ライトアップされた「オールド・モスク」image by:石黒まり花

前池に浮かぶ船は、固定されていて動かないんですが、戴冠式(たいかんしき)のときに利用されたものだそうです。船から眺めるモスクは、フォルムがきれいに見えるので、ぜひ船上に上がってくださいね。

オールド・モスクもライトアップされます。ニュー・モスクにくらべると暗く、地味にも感じられますが、かえってそのシックさが際立ちます。

財宝を保存展示する博物館も見逃せない

「イスタナ・ヌルル・イマン」image by:石黒まり花

このようなゴージャスなモスクを建てた王様は、ブルネイ川の川岸に広がる丘にある「イスタナ・ヌルル・イマン(王宮)」に住んでいらっしゃいます。

もちろんなかには入れませんが、ラマダン明けの3日間だけはなかに入ることができ、男性は国王と、女性は王妃様と握手できるのだそうですよ。これを目指して訪れる人も多いのだとか…。

戴冠式に使われた車。image by:石黒まり花

モザイクタイルが美しい、「ラパウ・セレモニアル・ホール(旧国会議事堂)」の向かいには、「ロイヤル・レガリア(王室史料館)」があります。

現国王の即位25周年を記念して造られた、王室ゆかりの財宝を保存展示する博物館です。国王の戴冠式の様子などが展示されているので、ブルネイという国を知ることができる場所ですよ。

東南アジアに位置し、人種的にはマレー系の人が大半だというブルネイ。絶大なる権力と富を持つ王族支配の国は、豪華な建物が並ぶ街でもありますが、リゾートでもある豊かな国です。

厳格なムスリムの国ですのでモスクも多いのですが、中東とはまた違う景色が広がり、空気感も違っています。そんなゴージャスな国の、ゴージャスなモスクを見に行ってみませんか?

  • image by:Shutterstock.com
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元々インドア派だったはずが『恋する惑星』でウォン・カーウァイにハマり、初めての一人旅は上海へ。カメラ片手にどこへでも行くアクティブ旅女子になりました。現在は大学院に通いつつフリーライターとして、旅・アート・美容・ファッションをメインに活動しています。

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