そんなコトある!?日本人がビックリした、海外の意外な「当たり前」

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2021/09/22

生まれてから100日間だけの名前がある/中国

image by:Shutterstock.com

日本では生後、基本的には14日以内に「出生届」を出す必要があり、法律にも以下のように記載されています。

<出生の届出は、十四日以内(国外で出生があつたときは、三箇月以内)にこれをしなければならない>(戸籍法より引用)

この出生届のなかには、生まれた子の氏名を書く欄があります。基本的にはこの日までに名前を決める親がほとんどではないでしょうか。

しかし、お隣の国・中国では、生まれてから100日後に命名する習慣があるそうで、生まれてから100日の間は仮の名前である「乳名(milk name)」がつけられるみたいですね。

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この乳名は家族など極めて近しい間の人たちにしか通用しない名前です。あえて変な名前をつけて、正式な名前に切り替えるタイミングで、悪い縁を切り捨てるといった意味も含まれていると、アメリカのWebメディア「ETHNIC TECHNOLOGIES」の記事『Naming Traditions From Around the World』に書かれています。

真偽を確かめるべく、中国出身の友人に確かめてみると、

「昔、幼児の死亡率が高かったため、そのときの名残からか、無事に子どもが成長するようにと願いを込めて『乳名』をつけます。その名前は縁起のいいものなどにしたりして、災難から子どもを守るとされてました」との話がありました。

また、ほかにも「鬼魔(きま)が子どもに悪い影響を及ぼさないように、鬼魔が怖がる名前をつけることもあった」そうです。面白いですね。

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