そんなコトある!?日本人がビックリした、海外の意外な「当たり前」
代々、祖父母から受け継ぐ/ギリシャ
最後はギリシャの名前の付け方になります。子どもの名前をつけるときといえば、名付けの本を買ってきたり、代々伝わる家系の一文字を入れた名前を考えたり、とても悩みますよね。
その点、ギリシャ人は伝統的に、子どもの名前に悩まないといいます。昔からギリシャでは男の子が生まれれば、父方の祖父の名前、女の子が生まれれば、母方の祖母の名前をつけるという習慣が根強く残っているのだそう。
もちろん最近では変わってきているそうですが、ほかにも最初の赤ちゃんは、男の子か女の子かに関係なく、父親の両親にちなんで名付けられることがあったみたいです。
いまでこそ、ファーストネームには自分たちで考えた名前、ミドルネームに子どもの祖父母の名前をつける若い世代も増えてきているのだとか。
しかしながら基本的には、ギリシャ正教を信仰するキリスト教徒が国民のほぼ全てを占めるギリシャでは、キリスト教の聖人から由来するケースが多い祖父母の名前を、代々と受け継ぎ続けているみたいですね。
このように世界の名付け事情をご紹介してきましたが、日本とは違った一面が見えてきました。昨今は、コロナ禍で我慢が続いていますが、アフターコロナの誕生日には、思う存分、盛大なパーティーをしたいですね。そして年に一回の自分だけの特別な日を思いっきり祝いたいところです。
- 参考
- Naming Traditions From Around the World
- Naming children: traditions in 13 different countries
- Greek Naming Tradition: how do babies take their names?
- Everything You Need to Know About the Ghanaian Tradition of Day Names
- Myanmar’s Unique Naming System
- image by:Shutterstock.com
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