外国人が気になっていた、大好きな「日本」に関する5つの疑問

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2020/12/02

この日本に暮らす外国人は、1975年からの45年で右肩上がりに増えています。実際に、みなさんの周りにも身近なところに外国人がいたり、見かけたりすることもあるのではないでしょうか。

しかし、なかには将来的に日本に住みたいと考えているけど、実は不安や疑問をもっている人も少なくないみたいです。

今回は、身近な友人や知人だけでなくリアルな声を探るために、2019年にスタートした新しいGoogleのサービス「People also ask(他のユーザーも行った質問)」を使用して、移住を希望している外国人の日本に対する素朴な疑問を調べてみました。

なぜ日本に移住するべきなのか?

image by:Shutterstock.com

日本に移住を考える人のなかには、背中を押してほしいのか「なぜ、自分は日本に行くべきなのか?(Why should I move to Japan?)」と、根本的な問いをインターネット上で検索している人も少なくありません。

例えば、その問いに対してイギリスのWebサイト「International Move Blog」では以下の様に示しています。

  • ご飯がおいしい
  • 欧米では見られない礼儀正しさ気遣いがみられる
  • 経済が強い
  • 働き場所でチームワークを感じられる
  • 英語指導の仕事で十分な稼ぎが得られる
  • 家が狭いが素晴らしい公共スペースがある
  • 美しい風景がある

などが挙げられていました。

日本で暮らす外国人の皆さんから提示された、納得のいく日本の暮らしのメリットなのでしょうか。

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その他にも「日本は移住を認めているの?(Does Japan allow immigration?)」といった質問も多く寄せられている様子。

その検索ニーズに対して示されたWikipediaの「Immigration to Japan」では、日本の法務省の情報を根拠に、日本への移住者(在留外国人)は第二次世界大戦後、増えてきていると示しています。


実際に、法務省の統計によると、日本に暮らす外国人(在留外国人)の数は、2019年12月の時点で365万1,154人。

360万人といえば、日本の総人口で見ると少なく見えますが、例えば政令指定都市を抱える静岡県民の全人口370万人ほどに匹敵するボリュームだと考えると、なかなかの数です。また、ウルグアイの人口は346万人ですから、場合によっては1カ国の人口にも匹敵。

この日本に暮らす外国人は、1975年からの45年で、右肩上がりに増えています。

日本の素晴らしい点、日本が移住者を増やしている点など、欧米から遠い日本に移住する際の後押しとして、ポジティブな情報を探したい英語圏の人たちの関心が読み取れる情報です。

ただし、日本に移住したいと考える外国人のなかには、やはり「お金」に関する問題を気にする人も少なくありません。

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