外国人が気になっていた、大好きな「日本」に関する5つの疑問
物価は高い?生活費はいくら必要?
もちろん、生活をする上で、物価に関する質問も見られるようです。なかでも「日本での生活費はどのくらい?(What is the cost of living in Japan?)」という疑問が盛んに検索されています。
その疑問に対しては日本の旅情報を掲載しているWebメディア「japan-guide.com」が、ワンルーム(20~40平方メートル)のアパートの家賃として5~7万円の目安が示されています。
ただし、同じ条件の部屋を東京の中心部で借りようとすると、最低でも10万円は必要だという情報も示されています。これらの情報は、確かに日本の暮らす日本人の肌感覚としても、正しいですよね。
似たような質問として、「どのくらい、東京で暮らすにはお金が必要?(How much does it cost to live in Tokyo?)」「日本では1日、いくらかかる?(How much is a day in Japan?)」といった疑問も多数寄せられています。
検索結果で示されるページにおいて、東京での暮らしは家賃を含めて14万円~19万4,000円程度とされていますが、この数字は現状で世界の人たちにとって高い金額なのでしょうか。それともまかなえる金額なのでしょうか。
イギリスのEconomist Intelligence Unitが世界の130以上の主要都市で暮らすために必要なコストを、160に及ぶ商品やサービスで比較した「Worldwide Cost of Living 2020」最新版を参考に、物価が高い都市を順番に挙げてみます。
- 1位:大阪、シンガポール、香港
- 4位:ニューヨーク
- 5位:チューリッヒ(スイス)
といった都市が並んでいます。
感覚的に世界を旅していると、世界の主要都市は日本の大阪よりも物価が高い印象がありますが、やはりまだまだ日本の都市も、物価が高い様子。
こうなってくると、先ほどの14~19万円4,000円という金額は、外国人が日本に移住する際に、ある程度のネックとなるはずです。日本できちんと仕事が得られれば払える額ではありますが、心配する気持ちもよく分かりますよね。