日本人が知らない、実は外国人をイラッとさせる「NGワード」
お、急須/トルコ語
次はトルコ旅行中に注意したい言葉です。トルコのような異国情緒あふれる国に出かけたとき、日本の文化を偶然にも現地で見つけると、ちょっと感動してしまいますよね。
例えばふらりと入った小道具屋に、日本から輸入したらしい急須があったとしましょう。よく見ると常滑焼です。遠く離れたトルコの小道具屋で日本の急須を見つければ、多くの日本人が「お、急須!」と反射的に口走ってしまいますよね。
しかしこの言葉、トルコでは要注意です。現地で失礼な意味の言葉に聞こえる可能性がかなり高いからです。
この言葉自体はそれほど悪い意味ではなくて、トルコ語〜英語の辞書を見ると「bullock」「ox」「oxen」などと英語で書かれています。「bullock」は去勢した牛、「ox」「oxen」は「オス牛(とその複数)」です。
しかし日本語でも「ばか」が「馬鹿」と書いて動物が例えられるように、「stupid」「dimwit」「oaf」の意味をトルコでも持つのだとか。「stupid」「dimwit」「oaf」はいずれも日本語に直すと「ばか」「間抜け」「うすのろ」の意味です。
マナーが悪い、ろくでもない男性に対して使われる言葉なので、日本の急須を見つけたお店の店員が男性だった場合は要注意です。
今回は、海外で注意したい日本語をいろいろとご紹介してきました。外国に行ったときだけでなく、上述の言葉を話す人々が仮に身近に暮らしているという場合もありますので、知っておいて損はないはず。
新型コロナウイルス感染症の影響で海外旅行に自由に出られない状況が続いていますが、再び外国へ行けるようになったら、フランス、イタリア、トルコ、ポルトガルでは特に紹介した言葉に注意してくださいね。
- image by:Shutterstock.com
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
- ※本文内の誤字を一部修正しました(2021/11/04)。