楽しい体験を通じて宇治を学ぶ「お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな」オープン!

Array
2021/10/27

岩井製菓さんによる飴作り体験も

取材に訪れたこの日は、ラッキーなことに岩井製菓さんによる飴作り体験の動画撮影をされるということで、そのようすも見学させていただきました。

岩井製菓さんというと、交流館「茶づな」のすぐ隣に本社を構える今年で創業57周年の手作り飴屋さん。「合成着色料・添加物はできる限り使用しない」「香ばしい風味」「品のある色・形」をモットーに、昔ながらの地釜で丹念に煮詰め、熟練した技でひとつひとつ丁寧に飴を作られています。

そんな京飴の伝統の技を直に教えてもらえるなんて贅沢ですよね。この日教えてもらったのは、岩井製菓さんでも一番人気という、宇治の抹茶を練りこんだ抹茶飴。

講師は本社工場長の中橋甲介さん。そして体験するのは岩井製菓営業企画部課長の村山直寛さんのご長男・村山天鐘くん小学5年生。

お父さんからこの日突然出演オファーをされたらしく、少々緊張しているようすの天鐘くんでしたが、先生の説明をしっかり聞きながら行程を進めていきます。

火にかけすぎると焦げ付いたり、手早くしないと固まってしまったりと、素人には難しそうにも感じますが、そこは先生がうまくフォローしてくれるのでお子さんでも大丈夫。

温かい飴は、一見スライムのように柔らかく、それを棒状に伸ばし、手早く一口サイズにカットしていきます。

袋に詰めてできあがり〜!!天鐘くんの作ったでき立ての飴を試食させていただきました!

あったかい飴のなんとも美味しいことでしょう……抹茶の風味も抜群でした。「でき立ての飴ってこんなに美味しいの!?」という感覚、ぜひ皆さんも体感してみてください!!


今回ご紹介したお抹茶体験、飴作り体験のほか、日本茶インストラクターによる美味しいお茶の淹れ方講座や茶筒作り体験、宇治市出身クリエイターによる多彩なワークショップなど、さまざまなプログラムが予定されています。

体験プログラムのスケジュールなど詳細はホームページでご確認を(要予約)。

宇治のまちと宇治茶の歴史がわかるミュージアム

目玉の体験エリアを堪能した後、もうひとつの目玉であるミュージアムも見せていただきました。エントランスを入って右手にある「茶」と書かれた緑の暖簾の向こうがミュージアムです。

有料ゾーンなので券売機でチケットを購入しましょう(一般 600円/小中高生 300円/幼児 無料)。なお、通常は内部撮影NGなのでご注意くださいね。

ミュージアム内には「宇治茶の間」と「歴史の間」があり、「宇治茶の間」では、宇治茶って、どうやって作られているの?いつ誕生したの?玉露と煎茶の違いって何?など、お茶に関する疑問をデジタル展示で紹介されていたり、実際に手で触れて体感できるようになっています。

また「歴史の間」では、宇治のまちや宇治川が悠久の時を超えてどのような変化を遂げ、どんな歴史があったのか?デジタル展示も交えつつ、楽しく知ることができます。4Kハイビジョンの大スクリーンで見る現在の「うじ名所図会(めいしょずえ)」は圧巻ですよ!

いま読まれてます
エアトリ 憧れの北欧。デンマーク・コペンハーゲンで暮らすように旅をする
楽しい体験を通じて宇治を学ぶ「お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな」オープン!
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます