楽しい体験を通じて宇治を学ぶ「お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな」オープン!
夕暮れ時は要チェック!ダイヤモンド富士ならぬダイヤモンド宇治
今回、案内してくれた学芸員の中畑さんが、スタッフならではの見どころを教えてくれました。
周囲に遮るものがほとんどないこともあり、山の稜線が美しく見える「茶づな」からの夕景、それは格別の美しさなのだそうです。
マゼンダカラーの夕焼けや、「ダイヤモンド富士」ならぬ「ダイヤモンド宇治」が見えるとのことで、この日もカメラマンとスタンバイ。見事な「ダイヤモンド宇治」を見ることができました。皆さんもぜひ、一日しっかり楽しんだ後に、この景色も見てみてください。
陽が落ちると館内のライトが浮かび上がり、また日中とは違う雰囲気が楽しめます。
ちなみに、館内のライトにもこんな仕掛けが。床に落ちるライトの影も風情があって素敵なんです。
宇治茶は人を人とをつなぐツール
「宇治茶は、文化的なものもそうですけど、人とつながるのにいい材料というか、いいきっかけになると思うんです。急須でお茶を淹れる。そして、それを待つ。『はい、どうぞ』ってお茶を出しておもてなしをする。他愛もないことなんです。でも、お茶の文化って場を和ませる力があったり、世代を超えて繋がることができる。一つのツールになると思うんです」と、中畑さんは語ります。
大学在学中にお茶の魅力にハマり、「宇治茶レンジャー」の代表として宇治のまちおこし的な活動をされていた中畑さんを筆頭に、ユニークな経歴を持つ方々で構成されているという茶づなスタッフの皆さん。
宇治茶の歴史や文化を語り告ぐ「宇治茶伝道師」と言われるかたや、日本茶インストラクターや着付け&書道の先生、宇治で幼稚園の先生をされていて地元では「先生」と呼ばれているかた、さらにはハワイ育ちの方と個性豊か。いろんな目線で宇治の魅力を伝えてくれることでしょう。ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
■■INFORMATION■■
お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな
住所:京都府宇治市菟道丸山203-1
休館日:なし(施設点検、気象状況などで臨時休業をする場合あり)
営業時間:9:00~17:00(ミュージアムの最終入場時間16:30)
ミュージアム入場料金:一般 600円/小人(小中高生) 300円/幼児(〜6歳)無料
- source:KYOTO SIDE
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