天国のような絶景が!初夏に見ごろを迎える「水郷佐原あやめパーク」
緑鮮やかな初夏を迎える5月下旬から6月にかけて、美しく彩りを添えてくれるのが「アヤメ」。柔らかな花びらが可憐なアヤメは、梅雨時期に見ごろを迎える花菖蒲(ハナショウブ)の仲間のひとつ。
今回ご紹介するのは、数え切れないほどのアヤメが咲き誇る、千葉県・香取市の「水郷佐原あやめパーク」です。およそ100万本を超えるという花々を堪能できる同所の見ごろの時期やアクセス情報などと一緒に、その魅力をご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
天国のような絶景がすぐそこ!「水郷佐原あやめパーク」
千葉県・香取市の「水郷佐原あやめパーク」は、茨城県から千葉県へと広がる国定公園の「水郷筑波国定公園」内に位置する憩いのパークです。
水郷地帯であることを生かし、緑だけでなく、水路などの「水」も大いに生かされているのが魅力。園内には島や大きなドッグラン、大型の遊具もある「森のあそび場」など、1日たっぷりと楽しめる施設がそろっています。
名前に「アヤメ」とついている同所ですが、咲くのはアヤメだけでなく、なんと約400品種、約150万本にものぼる花菖蒲も見ることができます。さまざまな品種のなかでも「藤(ふじばかま)」「大納言(だいなごん)」など、日本ならではの名前を持つ花々を見ることができるのも特徴です。
アヤメや花菖蒲といえばこの色、といえる紫を筆頭に、薄紫や白、黄色などもそろい、見事な光景が広がるあやめパーク。
例年5月上旬に見ごろを迎えている「藤の花」が咲く約70mのトンネルや、例年7月~8月に見ごろを迎え、日本一の品種数を誇るおよそ300品種の花「ハス」を見ることができる回廊など、パークの至るところで多くの花を存分に眺めることができます。
水郷佐原あやめパークの見どころは?
水郷佐原あやめパークの特徴は、なんといっても舟に乗って花々を鑑賞できること。水が魅力だけに、水路を生かした「サッパ舟」と呼ばれる小舟に乗って、ゆったりと見て回ることができます。
舟に乗って菖蒲やアヤメを鑑賞できるのは、全国でここだけ。唯一の魅力が高く評価され、「房総の魅力500選」にも選出されています。
花々が見ごろとなる例年5月下旬~6月下旬には、毎年恒例の「水郷佐原あやめ祭り」が行われます。カップルのかたには、着物姿で小舟に乗ることができる「嫁入り体験」がおすすめ。何万本ものアヤメと共にめぐる光景が、とっておきの思い出となること間違いなしの体験です。
絶景を見るためのベスト季節・時間帯やアクセス方法は?
水郷佐原あやめパークの見ごろは、毎年5月下旬〜6月下旬です。その時期以外にも、藤の花や花ハスが次々と見ごろを迎えるため、鑑賞したい花の開花時期に合わせて、訪問してみるのも良さそうですね。
アヤメや花菖蒲を中心に見たいというかたは、なんといっても「水郷佐原あやめ祭り」に合わせて訪れるのがベスト。花々を眺めるだけでなく、お祭りに合わせたイベントなども見ることができます。
あやめパークの周辺は「小江戸」と称され、ユネスコ無形文化遺産の水郷佐原山車会館や、国選定重要伝統的建造物群保存地区である街並みなどもあり、お散歩にもぴったりです。
おすすめのアクセス方法
水郷佐原あやめパークへのアクセスは、JRの成田線佐原駅から出ているシャトルバスで約25分ほど。平日に訪問するかたは、佐原循環バスの北佐原・新島ルートに乗車し「あやめパーク」バス停で下車する方法があります。
車でのアクセスは、東関東自動車道佐原香取ICから約20分、大栄ICから約25分ほど。パークには普通車500台、大型車30台の駐車場がありますが、お祭りの時期は混雑が予想されるため、公共交通機関を使用するのがおすすめです。
およそ150万本もの花々に出会うことができる、まるで天国のような光景が広がる水郷佐原あやめパーク。小江戸さんぽも楽しみながら、初夏ならではの美しさを堪能してみてはいかがでしょうか。
- 水郷佐原あやめパーク
- 千葉県香取市扇島1837番地2
- 047-856-0411 ※あやめ祭りに関する問合せは047-850-1212(香取市商工観光課)
- 佐原
- 大人800円/65才以上700円/小中学生400円 ※あやめ祭り期間中
- 香取市観光ホームページ
- image by:photoAC
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