屋外でも室内でも心地よく。北欧の人たちが実践する5つの寒さ対策

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2022/12/07

2.極細ウール素材の下着を着用する

image by:Shutterstock.com

北欧のスウェーデンには「There is no bad weather, only bad clothing」という有名な言葉があるそうです。日本語にすれば「悪天候なんて存在しない。いい服さえあれば」といった感じでしょうか。

例えば、スキーウエアやスノーボードウエアの場合、真冬の雪山でも楽しく屋外で過ごせますよね。同じように、どれだけ冬が寒くても温かい服を着ていれば、問題ないという考え方です。

コートなどのアウターだけでなく、衣類で寒さをしのぐために、ウール素材のインナーを北欧の人は好んで着るのだとか。米『VOGUE』の取材で、数々の北欧人が証言しています。

厚手の靴下・下着はもちろん、女性の場合はブラジャーもウール素材の温かいタイプを選び、ダウンジャケットやニットを着るみたいですね。

image by:Elzbieta Krzysztof/Shutterstock.com

ちなみに、ウールとは羊毛です。チクチクするからウールの下着なんて嫌だと思うかもしれません。しかし、ウールがチクチクするというのではなく、繊維の太いウールがチクチクするとの話。

言い換えれば、極細のウール(具体的には30ミクロン未満)で刺激の少ないウールを使った下着を探せばいいのですね。

また、衣類に関連していえば、気分を上げるために意図して明るい色のコートなどを選ぶ人もいると、同じく『VOGUE』の北欧人に対する取材で明らかにされています。

インナーには極細ウールの温かい素材を。アウターには、カラフルな衣類を心がければいいのですね。

 

3.家の中をとことん居心地良くする

image by:Shutterstock.com

真冬でも寒くない格好で屋外に出るノルウェー人の考え方「フルラフスリブ」を紹介しました。その勧めと矛盾するようですが、室内で過ごす時間がどうしても冬は長くなってしまいがちなので「ヒュッゲ(Hygge)」も試してみてはいかがでしょうか。


デンマークでは「ヒュッゲ」、スウェーデンでは「ミューシグ(mysig)」などといって、家の中を整え、快適な空間になるように工夫する習慣を意味するそうです。

ブランケットとキャンドル、温かい食べ物と飲み物、自分の好きなアイテムを集めるなど、家の中で快適に過ごせるようにとことん冬支度を整えるのですね。

その一環で、生花を飾る習慣もスウェーデンにはあるそうです。もちろんチューリップに限らず、色が単調になりがちな冬の室内にカラフルな花を飾り、元気をもらうのですね。

一説に、北欧スタイルのインテリアがカラフルな色使いを好む理由として、色の少なくなる冬のメンタルヘルスケアも兼ねられているとの話もあります。

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