まるでラピュタな世界。ロマンをかき立てる日本の隠れた「小島」5選
最近人気のある島巡りや島暮らし。近年では東京の青ヶ島といった隠れた「知られざる島」がスポットライトを浴び、島ブームを加速させています。
現在日本国内にある有人島数は418島、無人島は6,430島もあります。おそらく私たちがまだ見聞きしたことのない島はたくさんあるはず。
そこで、今回は編集部が選んだミステリアスで冒険心をくすぐられる小島を紹介します。
まるで実写版「ラピュタ」のような世界 友ヶ島(和歌山県)
紀淡海峡に浮かぶ「友ヶ島」は、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総名称。
明治時代には陸軍の用地とされていたため、要塞、砲台が築かれていました。今も砲台跡や弾薬庫跡などが残っており、その趣が天空の城ラピュタの世界観を醸し出しているとのことで一時話題になったそうです。
現在は、瀬戸内海国立公園の一部で無人島となっていますが、ラピュタファンだけでなく、歴史を間近で感じたい人なども訪れ、観光地として注目を集めている場所です。
第二次世界大戦までは要塞施設として一般人の立入は禁止されたそうで、当時の地図には記載されていなかったとのことです。砲台跡は荒廃した様子で、草木も生い茂っています。
これらの跡地を散策するハイキングコースもあるようです。ちなみにかつてあった砲台は使用されることのないまま終戦を迎えたそうです。
まさに”廃墟好き”にはたまらない世界が広がっています。
その他にも約400種類もの植物やシカ、リス、孔雀といった動物も生息しているので、珍しい動植物に出逢えることができるかもしれません。赤レンガに緑の木々が生い茂った様子はラピュタの世界観を彷彿とさせます。
今にもロボット兵が出てきそうです。
不気味さを感じさせる廃墟の中。
まるでミステリー小説にでも出てきそうなワンシーン。
おぞましさを感じさせる樹木も…。
抜けるような海、海、海。
灯台もこの島の見所のひとつです。
見応えのある島ですね。
次は猫が多く生息する滋賀県の沖島を紹介。