素晴らしい“贋作”が話題。2018年秋に行きたい全国の美術館
全国的に猛暑に襲われた夏も終わり、過ごしやすく心地よい季節が訪れました。気持ちのよい風と青く澄んだ空、色づく木々に心癒される秋、どこか遠くにお出かけしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
そして秋といえば忘れてはいけないのが「芸術の秋」です。今回、旅行サイト「阪急交通社」が、美術館名の検索数ランキングを発表しました。秋旅にぜひ参考にしたいランキング、さっそく紹介していきます。
第10位 徳川美術館(愛知県名古屋市)
第10位にランクインしたのが、愛知県名古屋市の「徳川美術館」です。徳川美術館はその名の通り、誰もが知るあの徳川家康の遺品を中心に、刀剣、絵巻物、陶磁器、彫刻、武具などあらゆるジャンルの国宝・重要文化財などが展示されています。
また日本庭園「徳川園」と一体となった造りで、名古屋の街中というアクセスの良さにも関わらず、ゆったりとした雰囲気が漂う美術館です。日本庭園の美しさ、日本文化の奥深さを体験できる場所ですよ。秋には館内の茶室にてお茶会も開催されますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 徳川美術館
- 愛知県名古屋市東区徳川町1017
- 052−935−6262
- 一般1400円、高校・大学生700円、小中学生500円
- 月曜休館・祝日、振替の場合は翌日休館
- 10:00〜17:00
- http://www.tokugawa-art-museum.jp/
第9位 松本市美術館(長野県松本市)
芸術や美術館にあまり足を運ばない人でも「草間彌生」と言う芸術家はご存じなのではないでしょうか。ルイ・ヴィトンとコラボ作品を発表したり、女性画家では4人目となる文化勲章を受賞し日本国内のみならず世界からも注目を集める芸術家・草間彌生の作品が常設されているのが、この「松本市美術館」です。
草間彌生が松本市出身と言うことで、美術館はもちろん周辺も彼女の作品のシンボルである水玉ワールド一色。美術館入り口の大きな水玉模様のチューリップのモニュメントはインパクト抜群です。
松本市出身のアーティストの作品を展示しているほか、一般公募で募った作品なども展示されており、地域に根づいた一面も持っています。堅苦しくなく、気軽に芸術に触れたいと言う方にぴったりの美術館です。
- 松本市美術館
- 長野県松本市中央4-2−22
- 0263−39−7400
- 一般410円、高校・大学生200円
- 月曜休館・祝日、振替の場合は翌日休館
- 9:00〜17:00
- http://matsumoto-artmuse.jp/