「一目1万本」ともいわれる、梅の絶景。佐賀「観梅まつり」
厳しい冬を超え、春の訪れをいち早く教えてくれる梅の花。日本各地に梅見の名所は数多くありますが、広大な敷地に美しい梅が集まる佐賀県・御船山の東側ふもとに広がる御船が丘梅林も外せません。
毎年、開花時期の2月中旬から3月下旬に開催される「観梅まつり」も、2019年現在開催中です。さっそく、その美しい梅林と梅まつりについて、ご紹介します。
約16万5,000平方メートルの広大な敷地に咲く、約3,000本の梅の花
1942年、佐賀市の実業家・野中忠太氏が私財を投じて建設し、日中友好の目的で作られた全寮制の私塾「如蘭塾(じょらんじゅく)」は、中国の子女を留学生として受け入れ教育を行っていました。
そしてこの地に、留学生のために地元の婦人会などが多くの梅を植えて整備した梅林が、現在は御船ヶ丘梅林として地元住民、そして観光客に愛される武雄市の一大観光スポットとなっています。
梅林の広さは、なんと約16万5,000平方メートル。そして春の訪れと共に約3,000本の梅が咲き誇り、あたりがかぐわしい梅の香り満たされます。その姿は「一目1万本」とも呼ばれる、まさに絶景といえるもの。
御船ヶ丘梅林で開催されている「観梅まつり」は、なんと入場無料。広々とした敷地で、ゆっくりのんびり、思うがままに梅見をすることができます。
なお、2019年2月9日から限定オープンしている「御船が丘 梅林茶屋」では、名物の焼きたて「梅の花餅」が1個100円で購入できます。
梅の花を眺めながら、季節感じる名物の甘味を楽しめば、風情感じる春ならではの思い出が作れそうですね。
春の訪れを告げる梅の花が咲き誇る日本有数の梅の名所で開催中の「御船が丘梅林 観梅まつり」。期間限定の絶景へ、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。
- 御船が丘梅林 観梅まつり
- 佐賀県武雄市武雄町武雄5166 御船が丘梅林
- 0954-22-2010
- 入場料:無料
- 開催期間:開催中~2019年3月下旬
- 10:00~16:30
- http://www.takeo-kk.net/event/002040.php
source:PR TIMES
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