酷暑を乗り切れ!京都・夏の涼感記事まとめ
酷暑厳しい京都。2021年の夏も、またちょっとお出かけの厳しい夏になりましたね……。とはいえ、やっぱり夏!暑さ対策で部屋に冷房を効かせても、心の熱までは冷ませない!!そんなかたのために、読めばきっと暑さも心の熱も和らぐ!?夏感たっぷり“涼感記事”を集めてみました。
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください
・屋外の活動も慎重にしてください
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください
ひんやり涼感スポット
京都府内には、さまざまな「涼」を感じられるスポットがあります。自然が生み出す涼、文明が生み出す涼、日本文化に根付いた涼。あなたはどんな「涼」がお好みですか?
冷んやり空気に包まれた奇跡の絶景「青の洞窟」
静寂が広がる暗い洞窟の中、時折、“ちゃぷん、とぷん”と反響する水音と、視界に広がる妖艶な青。冷やりとした空気に包まれたこの美しい洞窟は、京丹後市間人(たいざ)にある「青の洞窟」。
青く映る海水は、海底の砂が洞窟に入り、空の色が反射することでこのように見えるそう。2013年に漁師によって偶然発見された、京丹後の自然が作り出した奇跡の絶景です。
▶京丹後市の青の洞窟探検ツアー体験レポート&間人のパワースポット【前編】
爽やかな空気と水音に耳を傾け森林浴「るり渓ハイキング」
「森の京都」と呼ばれる南丹市に位置する「るり渓」。青々とした森の中、渓谷を流れる水音を聞きながら歩く森林散策は、酷暑さえも爽やかな暑さに感じさせてくれそう!およそ1時間半のコースなので、初心者でも安心して散策できますよ。
散策のほかにも、BBQやちょっとディープな自然を満喫できる深山ハイキング、極上の高原スパなど楽しめる要素が盛りだくさん。
▶京都散策ノススメ〜「森の京都」新緑のるり渓ハイキングコース〜
マイナスイオンたっぷりの「滝」で涼む!
<琴滝>
「京都の自然200選」に選ばれている「琴滝(ことだき)」。高さ約43mもある一枚岩から流れる水のようすが、まるで琴のように流れていることから「琴滝」と名付けられました。その美しさは映画やCMのロケ地にも使われるほどの折り紙つき!
<霜降の滝>
岩肌に当たる水しぶきが霧のように舞うことから名付けられた「霧降りの滝(きりふりのたき)」。周辺には幻想的に滝しぶきはがたちこめており、京都市指定文化財にも指定されている美しい滝です。
<金引の滝>
「金引の滝」は京都府で唯一「日本の滝100選」のひとつに選ばれている名爆。幅約20mの岩盤を流れる滝を主瀑とし、下流の「臥龍(がりゅう)の滝」、「白竜の滝」の3滝を合わせて「金引の滝」と呼ばれています。滝壺が無いので近づいて遊べる人気の納涼スポットです!
▶清涼感あふれる厳選・京都の「滝」〜駐車場が近くて行きやすい!〜
<今福の滝>
穴場の涼感スポットとして新たにご紹介するのが、“蛇綱(じゃづな)の里が誇る七段の名瀑”として京都府景観資産(自然景観)にも登録されている、宮津市の「今福の滝」。
総落差78.2mの大小「七段」で構成される滝は、迫力ある「二の滝」「三の滝」の蓮爆を主爆に、繊細で美しく流れる「一の滝」など、様々な表情の滝を一気に見られる見応え抜群の滝なんです!
▶涼をもとめていざ滝へ!宮津の名瀑「金引の滝」と「今福の滝」
天然の冷蔵庫!?ひんや〜り「質志鍾乳洞」
京丹波町にある、京都府唯一の鍾乳洞「質志鐘乳洞(しずししょうにゅうどう)」は夏にうってつけの場所。洞内の平均温度は12度で冷やりとした温度が気持ち良く、まるで天然の冷蔵庫の中に入っているみたい!
大昔、この鍾乳洞は海の中にあり、動くプレートによって運ばれてきたそうです。洞内のつららは数万年もの年月をかけて、地下水や雨水によって形作られてきたもの。そう思うとちょっとロマンを感じませんか?
そしてなによりもゴツゴツした岩肌をくぐり抜けて進むワクワク感。ちょっとした冒険気分を味わえるスポットです!
※ただし現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のた、令和3年4月25日から当面の間、休園中です。残念…!!
▶夏のひんやりスポット!府内唯一の鍾乳洞「質志鐘乳洞公園」@京丹波町
開放感あふれる「国立国会図書館関西館」
透明性の高い涼やかなデザインが印象的な「国立国会図書館関西館」。国立国会図書館は、東京本館、関西館、国際子ども図書館の3つで構成されており、そのうちのひとつが京都府相楽郡精華町の「けいはんな学研都市」にあります。
図書館だけあって館内は静かで涼やか!地下1階の休憩室から眺める中庭には、コナラやアラカシなどの植物が植えられていて、備え付けのゆったりとしたチェアに身をまかせると、ほっと一息、夏の暑さから解放された幸せを感じられそう。
一般的な図書館と違い、すべて閲覧のみですが、建物の説明や書庫など、通常は入れないバックヤードのガイドツアーなどのお楽しみ要素が(ガイドツアーは現在休止中)。
▶雨や猛暑の日、お出かけはどこ行く!?そうだ、図書館へ行こう@国立国会図書館関西館
音のシャワーで涼やかな気持ちに。「風鈴まつり」
夏の風物詩でもある“風鈴”。チリーン、チリリーンと、か細くも凛とした音が、わずかながらも体の熱を放出してくれるような不思議な音。京都屈指の“風鈴の寺”としても知られる正寿院では、夏の期間「風鈴まつり」が開催されています。
2,000個を超えるたくさんの風鈴が奏でる音と、揺れる短冊のようすを見ているとなんだか涼やかな気持ちに。風鈴は暑さを払うだけでなく、災いや難を払うための“魔除け”としてしての意味合いもあるそうです。
▶涼やかな音色を奏でる2000個の風鈴♪京都・正寿院の風鈴まつり
水辺で元気いっぱい!!「ウォーターアクティビティ」
うだるような暑い夏!ドッバーンと水に飛び込み、めいっぱい水辺のレジャーを楽しみたくなりませんか?
京都でもいろんなウォーターアクティビティが体験できるんです!カヌー、シーカヤック、ラフティング!スタンダップパドルにシャワークライミング!!そしてサーフィン!!!!大自然の中、水辺で涼を感じながら暑さに負けず、楽しい思い出を作りたいですね。
▶スタンダップパドル・カヤック 夏休みのウォーターアクティビティ6選