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いったいなぜ?「カレーパンで町おこし」をする東大阪市へ行ってきた

吉村 智樹
吉村 智樹
2017/11/08

元ラグビー選手が営むカレーパン専門店

最後に選んだのが、JR学研都市線「徳庵」駅から徒歩5分の場所に今年5月にオープンしたカレーパンショップ「MASARA」(マサラ)。東大阪カレーパン会の最新鋭にして初の「カレーパン専門店」です。

店を切り盛りするのは、なんと元「近鉄ライナーズ」選手の山本健二さんと妻の翔子さん。店頭には山本さんが現役時代に着ていたユニフォームも掲げられ、「ラグビーのまち」「カレーパンのまち」というふたつのテーマ要素ががっちり肩を組んでいます

 

▲カレーパン専門店「MASARA」(マサラ)を営むのは元「近鉄ライナーズ」選手の山本健二さん。店頭には山本さんが現役時代に着ていたユニフォームが掲げられている
▲カレーパン専門店「MASARA」(マサラ)を営むのは元「近鉄ライナーズ」選手の山本健二さん。店頭には山本さんが現役時代に着ていたユニフォームが掲げられている
▲調理と接客は基本、妻の翔子さんが担当
▲調理と接客は基本、妻の翔子さんが担当

 

山本健二さんがお店を開いた動機は 「母と僕で梅田でカレーショップを営業しているのですが、地元の東大阪がカレーパンで町おこしを始めたのを知り、『うちのカレーの味をテイクアウトでも伝えられるんじゃないか』と思ってパンを使った専門店を開きました」。

 

名物の「マサラドッグⅡ」(380円)は牛肉100%のミンチを使ったカレーを店頭で温め、玉ねぎをトッピングしてホットドッグに。アツアツ状態を逃さずガブリとかじれば、親譲りな自慢のカレーを伝えたいという想いがドロップキックのように胃袋にゴールを決めます。

 

▲人気の「マサラドッグⅡ」。カレーは注文が入るごとに温めるのでアッツアツ
▲人気の「マサラドッグⅡ」。カレーは注文が入るごとに温めるのでアッツアツ

 

「マサラサンド」(230円)はシンプルながら、ホットサンドからスパイシーなビーフカレーがあふれ出すさまは興奮を禁じえません。フィリングを別添えのパンの耳につけるスタイルも観戦席で食べたくなるスタイルです。

 

▲「マサラサンド」はカレーを別添えのパンの耳につけて食べるユニークなスタイル
▲「マサラサンド」はカレーを別添えのパンの耳につけて食べるユニークなスタイル

 

 

カレーパンショップMASARA
東大阪市稲田新町1-6-33
Tel: 090-7094-3012
営業時間:10:00〜17:00
定休日:月

 

おいしいカレーパンは全国どこにでもあります。しかし町おこしによってこうしてガッツに溢れた新店が誕生したり、長く地元に根付いていたパンに再評価の光が当たったりするなど、パスをしあって、じわじわと相乗と波及の効果が表れてきている様子。町おこしとは、つまるところ「チームプレー」なのだと改めて感じました。 東大阪カレーパン会の加盟店は毎月8日には割引やおまけなど、なんらかのサービスがあります。この日に食べ歩きにトライしてみるのもいいかも(ちなみに8日は“カレーパンのパ(8)”が由来なのだそう)。

 

東大阪カレーパン会
http://currypan-higashiosaka.club/

吉村 智樹

京都在住の放送作家兼フリーライター。街歩きと路上観察をライフワークとし、街で撮ったヘンな看板などを集めた関西版VOW三部作(宝島社)を上梓。新刊は『恐怖電視台』(竹書房)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)。テレビは『LIFE夢のカタチ』(朝日放送)『京都浪漫』(KB京都/BS11)『おとなの秘密基地』(テレビ愛知)に参加。まぐまぐにて「まぬけもの中毒」というメールマガジンをほぼ日刊で発行している(購読無料)。

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