食べるよりも休みたい?都心部ビジネスパーソンのランチ事情
バリバリ働くビジネスパーソンのパワーチャージに欠かせない、ランチタイム。近隣の新店めぐりで外食をしたり、節約を兼ねてお弁当を用意したりと、さまざまな楽しみ方がありますよね。
では、飲食店が多い都心部の場合は、地方に比べて外食派が多いのでしょうか?このような疑問を解消すべく、この度、株式会社マクロミルが都心で昼間に働くビジネスパーソン1,000名を対象に、「ランチ事情調査」を行ないました。
意外な結果が浮かび上がった、都心のランチ事情に迫ります。
完全外食派は9%?美味しさより貴重な休憩時間を大切にする人が多数
まず、「ランチ調達方法」について調査を行ったところ、1位「コンビニや弁当店」50%、2位「弁当持参」43%、3位「外食」37%となり、外食だけだという“完全外食派”はたった9%という結果になりました。
また「勤務中のランチに重視すること」について、コンビニや弁当派は「時間がかからない(49.3%)」、弁当持参派は「値段が安い(57.7%)」、外食派「おいしい(63.9%)」が、それぞれ最も重視されていることになっています。
都心部であればコンビニも多く、さらに車で販売を行うキッチンカーも多く見かけます。味のクオリティも高く、外食に比べて比較的低価格で食べられることも、選ばれている理由のひとつではないでしょうか。
調査結果から見ると、やはり美味しさよりも「時間やお金を重視」する方が多いように思えます。またお弁当を持参する年代は20代の方が最も多く、年齢が上がるにつれコンビニや外食に切り替える方が多くようです。
ランチに30分以上をかけない人がほとんど!気になるランチの平均相場も
「勤務中にランチにかける時間」については、30分未満で済ませているという人が男性で約80%、女性で約60%とかなりの割合でランチ時間の短縮を行なっている方がいることがわかりました。特に男性では、約15%が10分未満で食事を済ませているとのこと。
早めにランチを済ませ、残りの休憩時間は同僚との談笑など、リフレッシュに時間を使う人が多いようです。
また「ランチ一回にかける金額」に対しては、コンビニや弁当店が492円、弁当持参が244円、外食が815円、社員食堂が443円、宅配・出前で627円という平均額が算出されました。
外食派は値段よりもお店の雰囲気を重視?「雰囲気の良さ」を求める声
続いて、外食派に「飲食店を選ぶ基準」を質問したところ、「雰囲気のよい店を好む」や「ガヤガヤしている店は避ける」など、お店の雰囲気を重視する人が約60%以上と言う結果になりました。
少ない休憩時間でも、「気に入った店なら多少遠くても行く」「美味しいものなら並んででも食べたい」という人が約40%もいることから、ランチに美味しい物を食べること自体を楽しみやリフレッシュの手段としていることがわかります。
ダイエットよりお腹が満たされる方が優先
さらに「ランチの健康面について」の調査では「体によいものは試す」が50%強、「カロリーを気にかける」が50%弱になっています。一方で、「ダイエットを考えランチを少なめにしている」という人は20%程度。ほとんどの方がダイエットより、健康と空腹が満たされることを重視しているようです。
コンビニを含める店舗数に大きな違いがある都心部と地方では、また違うランチ事情が見えてくるかと思いますが、コンビニの手軽さ、味の向上の認知度も上がっていることから、コンビニランチは全国的にみても増えてきているように感じますね。
source:PR TIMES
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