北海道旅行をより楽しく。「層雲峡」エリアの人気観光スポット10選【2019】
北海道でも有数の温泉地「層雲峡(そううんきょう)」は、「大雪山国立公園」に位置し、「札幌駅」から旭川駅経由で「上川駅」までアクセスできるため、とても便利です。
今回は、大自然を満喫しながら温泉やアクティビティを楽しめる層雲峡エリアでおすすめの人気スポットを10件ご紹介します。
黒岳ロープウェイ/上川郡上川町
大雪山系の「黒岳」に登ることができる「黒岳ロープウェイ」からの眺めは絶景です。標高1,984mの秀峰で、ふもとの温泉街から5合目まで登ることができます。
そこから先はリフトに乗り換えれば7合目まで登ることができるので、ぜひ雄大な景色を楽しみましょう。
特に夏季は朝6時から運行する「おはようロープウェイ」に乗るとネイチャーガイドの解説が付き、黒岳を早朝散歩できます。運が良ければ雲海が見られることもありますので、ぜひ早起きしたいですね。
- 黒岳ロープウェイ
- 北海道上川郡上川町層雲峡
- 01658-5-3031
- 定休日:毎日運航、ただし整備運休期間あり
- 6:00~18:00 ※季節変動あり
層雲峡温泉/上川郡上川町
「層雲峡温泉」は黒岳のふもとに広がる温泉地で、大雪山系最大の温泉街があります。自然の中で充実した温泉宿泊施設が数多く立ち並んでいるので、ぜひ気に入ったところを探して宿泊しましょう。
大きなホテルから山荘、日帰り入浴まで、湯量が豊富で層雲峡の大自然を展望できる施設がそろっています。また滝さえ凍り付く真冬でも「氷瀑祭り」が開催されていますので、自然の巨大氷と花火の幻想を楽しめますよ。
- 層雲峡温泉
- 北海道上川郡上川町字層雲峡
- 01658-2-1811(層雲峡観光協会)
- 定休日:なし
- 各施設による
流星の滝・銀河の滝/上川郡上川町
「流星の滝・銀河の滝」は、JR上川駅からバスで30分の終点から大雪湖行きバス(7~10月のみ)に乗り換えれば、徒歩すぐの場所にあります。
層雲峡温泉の中でもっとも有名な景勝地で、流星の滝は落差約90m、銀河の滝は落差120mという大規模な滝です。
それぞれ男滝女滝、夫婦滝などとも呼ばれていて、層雲峡を訪れる人の絶景スポットになっています。「日本の滝百選」にも選ばれている、まさに名瀑といえるでしょう。
- 流星の滝・銀河の滝
- 北海道上川郡上川町層雲峡
- 01658-5-3350(層雲峡観光案内所)
- 定休日:見学自由
- 見学自由
アイスパビリオン/上川郡上川町
「アイスパビリオン」は北海道の寒さを1年中体験できる施設で、氷壁600平方メートル氷量1000トンという世界最大スケールのパビリオンです。
アイスホール内は通年マイナス20度に保たれ、自然のままに25年をかけて制作されたという氷柱群はまさに圧巻の一言。
マイナス41℃の極寒体験コーナーではダイアモンドダストを見ることができますし、氷海の妖精クリオネの展示もあります。もちろんバナナの釘打ち体験も外せませんね。
- 黒岳ロープウェイ
- 北海道上川郡上川町栄町40
- 01658-2-2233
- 定休日:なし
- 8:30~17:30(最終受付17:00)
大雪ダム/上川郡上川町
層雲峡から石北峠に向かう途中にある「大雪ダム」では、国道273号沿いにある駐車場から展望できます。1975年に完成したダム湖は大雪湖とも呼ばれ、人造湖とは思えないほど美しい姿を見せてくれます。
4~6月は雪解け水を豊富に溜め込み、7~8月に放流します。9月も半ばを過ぎると周辺が紅葉し、日本一早い紅葉を楽しむために国内外を問わず多くの観光客でにぎわいます。
- 大雪ダム
- 北海道上川郡上川町層雲峡
- 01658-5-3141(日本観光振興協会)
- 定休日:なし
- 常時解放
銀泉台/上川郡上川町
「銀泉台」は、日本でもっとも早くはじまる紅葉を見るために観光客が集まるビュースポットです。高い赤岳の登山口であり、木々の絶妙な色彩で斜面が染まる様は絵画のように鮮やかです。
見ごろは9月中旬ですが、この時期にはマイカー規制が入るので注意しましょう。層雲峡からは車で50分ほどの位置にあります。
- 銀泉台
- 北海道上川郡上川町銀泉台
- 01658-2-1811(層雲峡観光協会)
- 定休日:なし
- 営業期間:6月下旬~10月上旬(紅葉時期にはマイカー規制あり)
高原温泉/上川郡上川町
年に4カ月だけ営業する「高原温泉」は、大雪山の山中にある一軒宿です。高原の秘湯として有名で、この宿を中心とした「高原温泉沼めぐりコース」が人気を集めています。
原生林を散策する一周約7キロのコースは、カメラを片手にぜひゆっくりめぐりたい道のりです。「緑の沼」や「滝見沼」などたくさんの沼がビュースポットで、短い夏を木々と一緒に堪能できます。
- 高原温泉
- 北海道上川郡上川町層雲峡
- 01658-2-1811(層雲峡観光協会)
- 定休日:冬季
- 営業期間:6月~10月
石北峠/上川郡上川町
旭川市と北見市を結ぶ国道39号線沿いにある「石北峠(せきほくとうげ)」は、旧国名の石狩国と北見国から一文字ずつ取り命名されました。
標高1,050mにしては気象により走行条件の厳しい峠で、6月中旬にも積雪があるため頂上部から上川側は雨量により交通規制がかかります。
天気が良ければ、石北峠展望台から大雪山系の山々から阿寒山まで眺望できる絶景が広がります。
- 石北峠
- 北海道上川郡上川町層雲峡
- 01658-2-1811(層雲峡観光協会)
- 定休日:条件により交通規制あり
- 条件により交通規制あり
大函/上川郡上川町
「大函(おおばこ)」は大雪山国立公園内にある岩盤群の名称です。火山の熱い溶岩がゆっくり冷却される過程で地面に対して垂直に伸びた岩盤が、屏風のような迫力の景観を生み出しています。
層雲峡温泉から北見方面へ6キロほど進むと大函への入口があり、壮大な景観により撮影スポットとして人気があります。大函の他に小函もありますが、小函遊歩道は落石の危険があるため通行禁止となっていますので注意しましょう。
- 大函
- 北海道上川郡上川町層雲峡
- 01658-2-1811(層雲峡観光協会)
- 定休日:なし
- 見学自由
層雲峡・大雪山写真ミュージアム/上川郡上川町
「層雲峡・大雪山写真ミュージアム」は、日本を代表する山岳写真家の市根井孝悦氏が、半世紀以上も北海道の山岳風景を撮影した功績を伝えるためにオープンしたミュージアムです。
旧層雲峡小学校の校舎を活かしており、写真ギャラリーとしては日本最大級の規模を誇ります。迫力ある大型作品を中心とする展示写真は約200点あり、大雪山の四季折々の魅力が見る人を魅了します。
写真好き、自然好きな人なら、ケルト音楽が流れる素敵な空間で、ゆったりと贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
- 層雲峡・大雪山写真ミュージアム
- 北海道上川郡上川町字層雲峡(旧層雲峡小学校跡)
- 01658-5-3415
- 定休日:4月~11月
- 9:00~17:00
image by:プライムロード ひがし北・海・道(大雪)
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