ニッポンがほこる名城。歴史と情緒を感じる「日本の城」TOP10【2019】

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2019/10/25

第3位 松本城/長野県

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安土桃山時代から江戸時代初期にかけて建造された「松本城」は、現存する5層6階の天守のなかで日本最古を誇ります。戦国時代の実戦を考えた天守と江戸時代の優雅なやぐらがつながっているのが特徴で、これは松本城だけ。黒と白のコントラストを基調とした天守と、遠く広がる北アルプスの組み合わせは、四季を通じて見逃せません。

城の周囲は東西南北四方にわたって城下町のたたずまいを残しており、散策にはもってこい。賑やかな好きな方には観光地として有名な縄手を通る「南コース」が、落ち着いた雰囲気を味わいたい方には武家地を通る「北コース」がオススメです。

第2位 竹田城/兵庫県

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竹田城」は兵庫県朝来市の山頂にかつてあったお城です。現存するのは石垣だけですが、縄張りの規模は東西約100m、南北約400mに及び、完存する石垣遺構としては全国有数。晴れた日に石垣を近くから見るのもよいですが、竹田城といえばなんといっても「天空の城」が見どころのひとつです。

古城山周辺は、秋の天気のいい朝に霧が出ることがあり、その霧に包まれた竹田城はまさに雲海の中に浮かぶよう。この「天空の城」を城の中から見るためには城に登る必要があり、外から見るためには城の向かいの朝来山にある展望スポット「立雲峡」まで行かなければなりません。

また、霧が発生する条件は天候によって異なりますので、お出かけの際は必ず気象情報のチェックをお忘れなく。

第1位 姫路城/兵庫県

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兵庫県にある「姫路城」は1609(慶長14)年に大天守が建築されました。日本初の世界文化遺産で、白鷺が羽を広げたような姿から「白鷺城」とも呼ばれています。

特徴は、5層7階の大天守と東、西、乾の3小天守を渡櫓でつないだ連立式天守であることです。見どころ満載ですが、大天守では千鳥破風、大千鳥破風、唐破風を組み合わせた様式美を楽しめます。

また徳川家康の孫娘で、城主本田家に嫁いだ千姫が、城の近くの男山を拝んでいた場所といわれる「西の丸長局(百間廊下)」、怪談『播州皿屋敷』のヒロインお菊が殺されて、投げ込まれたという「お菊井戸」なども。これ以外にも、門や櫓や石垣に実戦を想定した工夫をいくつも施してあり、多くの人を引きつける魅力にあふれています。

北は北海道から西は島根県まで、人を引きつける魅力のある城はたくさん。創建当時の姿を今にとどめるもの、今は石垣しか残っていないものと形はさまざまですが、私たちを引きつける魅力はみな同じです。もうすぐ紅葉の美しくなる時期。この機会に全国のお城に訪れてみてはいかがでしょうか。


  • source:PR TIMES
  • image by:Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※一部、本文内の画像を修正しました。(2019/11/1)
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