旅も人生も、もっと楽しく編集できる。

海外の当たり前が通じない?外国人が思うニッポンの不思議

坂本 正敬
坂本 正敬
2019/07/13

水着で温泉入浴が許されない/カナダ出身

続いては日本の公衆浴場、いわゆる温泉の大浴場について。温泉といえば日本だけでなくロシア、ニュージーランド、ドイツ、オーストラリア、フランス、ベルギーなど、さまざまな国の人の癒しとして親しまれています。

日本では温泉とは裸で入浴することが一般的ですが、海外では裸で入ることはあまりありません。そんな日本の入浴スタイルにカナダ出身の女性は驚いた経験があるのだとか。

image by:Shutterstock.com

私の母国で温泉(スパ)といえば水着で入ることが一般的です。裸で入るといえば自宅のシャワーくらいで、知らない人の前で裸になることは滅多にありません。日本人はシャイだと思っていたのに、温泉ではむしろ自分の方がシャイだと感じましたね。(カナダ出身・20代)

TRiP EDiTORでも過去に「水着で混浴。海外の温泉文化は日本とこんなに違う」で紹介した通り、欧米のスパと日本の温泉は、同じ温泉水を使っていても、楽しみ方が少し異なります。

欧米のスパは療養を主な目的としている、レジャーを主な目的としているといった違いはあるものの、水着で男女が一緒に楽しむケースが多いです(もちろん全裸の場合もあり)。

しかし、日本の温泉は男女が別々になるため、素っ裸でお湯に入ります。人前で完全に裸になるこの行為が、実は恥ずかしいと感じる外国人もいるみたいですね。

image by:Shutterstock.com

欧米のスパでは水着で入れるため、カップルや夫婦、子連れのファミリー全員が同じ場所で入浴を楽しめます。欧米に出かけたときは、ぜひとも日本と異なる温泉文化を楽しむ機会を持ちたいですね。

電車の中での飲食がNG/フランス出身

同じフランス人から、日本の電車に関してはこんな意見もありました。

 

image by:Shutterstock.com

フランスの電車は飲食OKです。朝の通勤の時間帯には電車のなかでパンを食べてる人もいますし、電話で話している人もいます。でも日本では通話も飲食もダメということにびっくりしました。

新幹線では駅弁を食べる人がいるのに、どうして普通の電車ではダメなんだろう?と不思議に思ったこともありましたね。(フランス出身・40代)

image by:Shutterstock.com

フランス出身の方によると電車内では、電話での通話も飲食もダメという決まりはないのだとか。朝の通勤時には朝ごはんとしてパンを食べる方もいるそうで、特に車掌さんに注意されることもないそうです。

日本では電車内での飲食は基本的にNGと言われていますが、乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を提供する株式会社ヴァル研究所の調査結果によると、年代によって電車内での認識が異なることが分かりました。


image by:cowardlion / Shutterstock.com

例えば、10代の約7割の人が「車内でおにぎりやパンを食べても良い」と認識していることが分かりました。反対に70代の約3割が「車内の飲食は問題があると思う」と回答。

もちろん車内での飲食の許容範囲と大きく関係しますが、秩序を守ってほかの利用者の方の迷惑にならないような配慮が必要ですね。

image by:Shutterstock.com

ちなみ香港や台湾、タイなどの電車では飲食が禁止されています(編集部調べ)。国によっては日本とは違う車内ルールが決められているので渡航時には気をつけてくださいね。

また、フランスの電車内での飲食がOKとされていますが、車内にはスリがいることもあるので絶対に荷物から目を話さないことが大事。フランス旅行中の移動の際は、美味しいサンドイッチに夢中になってスラれないように注意しましょう。

翻訳家/ライター。1979年東京生まれ、埼玉育ち、富山県在住。成城大学文芸学部芸術学科卒。国内外の紙媒体、WEB媒体に日本語と英語で執筆する。 主な訳書に『クールジャパン一般常識』(クールジャパン講師会)。

海外の当たり前が通じない?外国人が思うニッポンの不思議
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます
ついでに読みたい
 その他のエリア 「飲みニケーション」はまだ健在?飲み会・カラオケに関する調査 ★ 3
 国内 「目薬」が海外で大人気。いま日本の薬局で買われている薬はどれ? ★ 20
 国内 Google検索数から見る、海外から注目を集めた「都道府県」 ★ 61
 鳥取 GWに五感を研ぎ澄ます。海外でも話題「森林セラピー」を体験してきた ★ 374
 全国 アートにうるさいフランス人も認めた、ニッポンの愛すべき芸術の街 ★ 389