ヴェネチアを越える美しさ。誰にも教えたくない世界の「水の都」7選

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2019/10/11

蘇州/中国

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戦前の歌謡曲「蘇州夜曲」で、「み〜ず〜の〜そしゅうの〜」と歌われた中国江蘇省にある蘇州市は、古くから水の都として知られています。

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太湖の東岸に位置し、北には長江が流れ、東北側には陽澄湖をはじめとした川や湖に囲まれている旧市街地を運河が走っており、生活に密着したものとなっています。ライトアップされた夜の景色もまた、素敵ですよね。

福岡県柳川市/日本 

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水の都は日本にも存在します。日本の福岡県にある柳川市です。市内を「掘割」というお堀が縦横に流れており、詩人北原白秋ゆかりの地としても有名です。

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この掘割は、約410年前に柳河城築城の際に人工的に作られたもので、船頭さんが漕ぐ小舟に乗って、名所を巡る約1時間の「川下り」が人気なのだそう。日本の四季を水上で感じられる風情ある時間を過ごしてみるのもいいですね。

バンコク/タイ

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最後にご紹介するのは、今や世界トップクラスの大都市に成長したタイの首都・バンコク。市内を流れるチャオプラヤ川には「チャオプラヤ・エクスプレス」と呼ばれる高速ボートが運行しており、主に観光で利用されています。

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また、水上マーケットが盛んで、食料品や雑貨などを積んだ小舟が運河を行き交っています。ここではタイの庶民の生活や雰囲気を味わうことができます。バンコクでは船上から現地のさまざまな表情を眺められそうです。

水と歴史的な街並みとが作り出す見事な風景。水は私たちの暮らしに欠かせないものであるだけではなく、土地ごとに異なる素晴らしい景観を見せてくれるものなのですね。

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高校卒業から100カ国近くを旅した元バックパッカー。関西の編集プロダクションを経てフリーに。現在はタイを拠点にフリーの編集・ライターをしています。みんな、旅に出よう!

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