旅も人生も、もっと楽しく編集できる。

リアルな台湾グルメを探求するなら「朝食」がベストな理由

岡田すみえ
岡田すみえ
2019/11/15

1日のスタートに欠かせない朝ごはん。炊きたてのご飯に味噌汁、焼き魚やお漬物などの定食スタイル、焼きたての食パンにたっぷりのバターやジャムを塗って、コーヒーや紅茶でと、朝の食卓はさまざま。

しかし最近の日本では手短に済ませたり、朝ごはんを抜いてしまう人もいるようです。

一方、台湾では、自炊をせずに外食したり、屋台で購入することがほとんどだとか。台湾女子たちもあまり料理をしないようです。

街に出れば、早朝から朝食を出す「早餐店(ヅァォツァン)」の看板を掲げた食堂や屋台がたくさんあるので、朝食も外で済ませることが当たり前となっています。

お店でテイクアウトしたものを会社や学校で食べる人も多いようです。この朝ごはん屋さん、まさに朝しか営業していないお店で、毎朝多くの地元民や観光客が集まるグルメスポットとなっています。

台湾っ子の愛する台湾式朝食

image by:photoAC

外食文化の発達している台湾では、朝ごはん屋さんといっても、中華からサンドイッチまでさまざまな味とラインナップがあり、メニューが豊富。

しかもおいしくてお財布にも優しいのです。中でも伝統的な朝ごはん屋さんは「豆漿」という看板を掲げているお店です。では、台湾の朝食のいくつかを紹介していきます。

豆漿(トウジャン)

image by:photoAC

日本の豆乳に似ていますが、日本のものより薄くて量が多いのが特徴です。冰(cold)、温(warm)、熱(hot)の3種類の温かさがあり、何もいわないと夏はコールド、冬はホットが、そして砂糖がたくさん入ったものが出されます。

温度の希望や砂糖の量を変更したいときはその旨を伝えなくてはなりませんのでご注意を。


人気店では、毎日豆から手作りです。基本、防腐剤などの添加剤は使用していないので美味。

基本的な作り方は日本も台湾もほぼ同じですが、ミキサーにかけた後、すぐに濾すのが台湾式。煮てから最後に濾すのが日本式。作り方に大差はありませんが、台湾で飲む豆漿はとても美味しいのです。

油條(ヨウティヤオ)

image by:photoAC

台湾風揚げパン。小麦粉を練って細く切り出したものを油に入れると、アッという間にふくらんで棒状の油條ができあがります。

豆漿屋の軒先には何本も油條がさしてあるので、見たことがある方も多いのでは。食べ方は、そのまま豆漿に浸して食べたり、あらゆる定番朝食の具になったりします。

焼餅(シャオビン)

image by:photoAC

台湾風焼きパン。これも豆漿屋には欠かせないもののひとつです。間に油條や卵、サラダを挟んで食べるのも人気になっています。

焼餅の間に油條を挟んだ「焼餅油條」は地元民が愛するもっともポピュラーな食べ方であり、台湾伝統の朝ご飯です。

お店にあるものなら、メニューになくても、はさんでくれるのが台湾風なので、自分好みの焼餅をいただくことができます。

小籠包(シャオロンバオ)

image by:photoAC

台湾では、朝ごはんに小籠包も結構食べられています。朝ごはん屋さんの小籠包は、皮が厚めで濃い味付けが特徴。食べ応えがあります。

お店によっては薄皮仕上げのところもあるし、味は千差万別。朝食で小籠包巡りをしてみるのもいいかも。

肉包(ロオパオ)

image by:photoAC

本場の肉まん。ちなみに饅頭(マントウ)は、具がない蒸しパンのようなもの。豆漿に浸して食べたりします。

image by:photoAC

このほか、朝ごはん屋さんに必ずあるほどの国民的メニュー、魯肉飯(ルーローファン)。そぼろ状の豚バラ肉を、香辛料の効いた甘辛いタレでじっくりと煮込み、白ごはんにたっぷりかけていただきます。

また、台湾式おにぎりのファントンやおかゆもあります。台湾のおかゆは、お米を魚介や鶏などのダシでじっくり炊き、お粥+おかずで楽しむのがスタンダードになっています。

旅をこよなく愛する編集者。情報誌やエンタテインメント誌、ビジネス誌などで編集・ライターとして経験を積み、中国上海、カンボジア・プノンペンでの在住経験も有。2015年に帰国してからフリーライターとしてワークスタイルを確立。幅広いジャンルのテーマで執筆している。

リアルな台湾グルメを探求するなら「朝食」がベストな理由
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます
ついでに読みたい
株式会社和心 和装が一番映える街、金沢。着物レンタルでカップル旅を格上げ