紙を流したらアウト。日本とは全然違う、驚きの海外「トイレ事情」
トルコ「トゥヴァレット ネレデ?」
トルコのトイレは、洋式が浸透していますが、一部の地域ではしゃがむタイプの和式の場合があります。
和式の場合は、ホースや汲み取り式の水を使って洗います。洋式の場合は、トイレに手動のウォシュレットが付いていることもあるそうです。
エジプト「フェーン ハンマーム?」
観光地のトイレでも綺麗ではないところも少なくありません。トイレットペーパーを流すことはできず、観光地のトイレではチップが必要です。
ちなみにエジプト有数のリゾート地であるシャルム・エル・シェイクの海には、底一面に無数の便器が沈んでいるスポットがあります。
南アフリカ「ウェア イズ ザ トイレ?」
イギリスの植民地であったため比較的英語の通じる南アフリカ。都市部のトイレではトイレットペーパーが完備されており、流すことも可能。ただし、治安の問題から公衆トイレの使用はおすすめできません。
ロシア「グジェ トゥアリェート?」
公衆トイレは基本的に有料です。一部のデパート(百貨店)やショッピングセンターでも有料ですが、清潔に保たれているのが特徴。ただし公衆トイレの場合、有料でも無料でも清潔ではないこともあるのだそう。
オーストラリア「ウェア イズ ザ トイレ?」
オーストラリアではトイレのことを英語で「トイレ」と、そのままいいます。便座がないことも多く、この場合は空気椅子のような姿勢で用を足すことになりますが、便器の位置が高いので一苦労です。
公衆トイレの場所によっては、麻薬防止のために注射ができないようにブラックライトやブルーライトを装備していたり、医療用注射針専用のゴミ箱が設置されています。
カナダ「ウェア イズ ザ ウォッシュルーム?」
カナダでトイレを意味する英語は「ウォッシュルーム」が一般的。もしくは「バスルーム」でも通じます。
現地では日本のようにトイレットペーパーをそのまま流すことができますし、使い方も大差ありません。ただし、中に人が入っていることがわかるように、個室トイレの上下に隙間があいているのが特徴です。
アメリカ「ウェア イズ ザ レストルーム?」
アメリカでは、レストランなどにあるトイレのことを「レストルーム」といい、もしくは「バスルーム」を使います。カナダと同じく、防犯上の問題から個室トイレの天井と床の隙間が大きくあいているのが特徴です。
例えばロサンゼルスの場合、ビーチや(場所によっては)バスの始発駅では、無料で使えるトイレも併設されていますが、基本的に公衆トイレは数少ないです。明るさも足りないので、なるべくひとりで使わないほうがいいでしょう。
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メキシコ「ドンデ エスタ エル バーニョ?」
場所によっては、トイレの入り口にトイレットペーパーが設置されており、それを取ってから個室で用を足す必要があります。
トイレットペーパーが流れないことも珍しくないので、そのときはゴミ箱に捨てるのが一般的です。
ブラジル「オンヂ フィカ ウ バニェイロ?」
ブラジルでもトイレットペーパーを捨てるためのゴミ箱が設置されています。水量が少ないため、紙を流さずに捨てることが多いのだそう。そして都市部では公衆トイレが少ないです。
ペルー「ドンデ エスタ エル バーニョ?」
メキシコと同じく、ペルーでもスペイン語が浸透しています。そんなペルーでは、公共トイレは基本的に有料。有名な観光地になるとその料金が高くなることもあります。
また、有料トイレであっても便座がないことも珍しくありません。そして紙を流していいのはごく一部のトイレに限られます。