嘘でしょ…まさか逆の意味?海外で日本人がやりがちなNG行動

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2020/06/13

気をつけたい。海外でNGなジェスチャー

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逆に、ネガティブなしぐさはどうなのでしょうか。日本の場合、手のひらを相手に見せて距離を取ろうとするしぐさだったり、両腕を顔の前で交差させ「×(バツ)」を描く動作だったりするはずです。

海外のしぐさについては、前のページで紹介した「AROUND THE WORLD IN 42 HAND GESTURES」に詳しく掲載されています。

手をすぼめて胸の前に示すのはNG/フランス

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例えばフランスに関しては、指先で砂をつまむように、両手の親指とそれ以外の指を合わせ、手のひらを上に向け、胸の前に示す動作が紹介されています。これで「ストレスを感じている」などの意味が示せるとか。

手をすぼめた状態で上下させるのはNG/イタリア

イタリア人が解説する『Understanding Italian Gestures』というネット記事によれば、このフランス人の手つきに、両手を上下に動かす動作を加えると、イタリアでは「強烈な疑問を感じている」といった意味を示せるみたいです。

手のひらを上に向けて上下に揺らすのはNG/スペイン

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さらに両手の指先を広げ、手のひらを上に向けたまま上下に揺らすと、スペインでは「あいつは、だらしない」といったネガティブな感情が示せるのだとか。 それぞれ、通じ合う部分がありそうですね。

ほかにも世界のジェスチャーは、いろいろとあります。

人差し指で目の下を(あかんべのように)触ると、フランスでは「お前を信用していない」といった意味になると「AROUND THE WORLD IN 42 HAND GESTURES」にも書かれています。

日本の「あかんべ」の意味は「嫌い」といった感じですから、なんとなくネガティブな印象では通じています。

人差し指でこめかみを押すのはNG/ドイツ

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ドイツでは「人差し指でこめかみを押す」と、「あんた、おかしいんじゃない?」といった意味になります。


このしぐさは比較的いろいろな国の人がやる印象があります。筆者は実際に、オランダでこのジェスチャーをされた経験もあります。なんとなく意味は、伝わってきますよね。

このように世界には日本とは異なる意味を持つジェスチャーがたくさんあります。日本では当たり前のように使われているしぐさのなかには、海外ではNGであることも少なくありません。

海外に気兼ねなく行けるような時期になったら、ジェスチャーも勉強してみると、より深いコミュニケーションが楽しめるはずです。簡単なトラベル会話よりも難しいかもしれませんが、学ぶかいはありそうですね。

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翻訳家・ライター・編集者。成城大学文芸学部芸術学科卒。富山在住。主な訳書『クールジャパン一般常識』、新著(共著)『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日』。北陸のWebメディア『HOKUROKU』創刊編集長。WebsiteTwitter 

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