日本の「夜の性活」がスゴすぎる!外国人が驚いた情交ワード
「床入り」
ホフ:まだまだびっくりしたフレーズがあるんですけど、私は「床入り」には驚きましたね。
赤池:結婚初夜のことですよね。夫婦となった初めての日に一緒に寝るという。
ホフ:そうです。英語翻訳で「床入り」を調べたら「On the floor(オン・ザ・フロア)」って出たんです。ジェニファー・ロペスの曲かと。その文字だけをおっても、意味が全くわからなかったんです。
吉川:ありましたね(笑)よくクラブでかかってましたわ。
赤池:たしかに「床入り」に関しては、寝るだけの行為なんだと思っていました。でも結婚初夜のときしか使わないフレーズなんですね。私はいつになることやら。
「寝所」
ホフ:あと「寝所(しんじょ)」ですね。
赤池:字面だけなら、ただの「ねどこ」って感じですけど。
ホフ:これもびっくりしたフレーズのひとつです。太宰治の作品を読んでいるときに「寝所」っていう言葉に初めて出会ったんですけど、前後の文章を読むと、いわゆる夜の営みのフレーズに近いんじゃないかと。
「媾合」
赤池:意味を知ってないと分からないフレーズってたくさんありますよね。「媾合(こうごう)」とかも、まず初見で読めなかったし。
吉川:え〜、知らない言葉だ。
赤池:何かの本に書いてて、調べたら「交合」と同じだと。いわゆる夜の営みって意味ですわ。それでなぜ「媾」という字を使っているかというと、よく見てみてください。「女」が入ってますよね。
ホフ:ほんとだ。
赤池:この字は、「まじわる」や「男女が交わる」とかいう意味をもつ漢字なんですって。
吉川:変な話、この一文字で通じるかもね。
「房事」
ホフ:ちょっと前に、漫画で漢字や言葉の意味を知ることってあるよねって話したじゃないですか。
吉川:しましたね。
ホフ:ほかにも漫画で知ったフレーズがあるんですけど、それが「房事(ぼうじ)」です。
赤池:ぼうじ?初耳です。なんの漫画で知ったんですか?
ホフ:それが、大好きなよしながふみ先生の『大奥』ですね。「房事が行われていた」みたいなことを書いていて、なんじゃそりゃって思ったら、まぁアレです。こうやって勉強にもなるし、本当に素晴らしい漫画ですよ!
「一儀に及ぶ」
赤池:意味を知らなければ誤解しそうなフレーズってまだあって、私は「一儀に及ぶ」です。まったく想像できない言葉でした。
ホフ:なんだか儀式を執り行いそうなイメージかな。
吉川:たしかに。儀式っぽい。
赤池:これも夜の営みフレーズのひとつで、どちらかというと婉曲な表現みたいですね。露骨にいわず、遠回しに伝えるような。
吉川:儀式で思い出したけど、「契りを結ぶ」はなにかの契約をするときのことだと思ってました。
ホフ:あ〜、わかります。契約書にサインでもするのかなっていう。
赤池:あながち間違っていないみたいですね。結婚をするときだったり、契約を結ぶときだったり、男女のまぐわりだったりするみたいです。
ホフ:用途がたくさんあるんですね。これも前後の文章を知っておかないと誤解してしまいそうです。