「三条」歩きには、京都らしさをとことん堪能できる魅力が詰まっている

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2022/03/11

鴨川と高瀬川、川のある風景の見つける京の雅

どこをどう切り取ってもフォトジェニックな高瀬川の風景。image by:小林繭

お店や寺院仏閣には営業時間なるものがありますが、町歩きのよさは早朝でも深夜でも時間に縛られず楽しめること。

三条界隈の散策コースとしては、木屋町通りの風景を楽しみながら高瀬川沿いを歩くのが一番の気に入りです。

涼やかな水辺に柳の枝が優美に揺れる情緒あふれる風景はいつ眺めても心が踊り、京都に来たことを実感します。

京都といえばの鴨川の風景。河川敷を散歩するのも気持ちよし。image by:小林繭

もちろん、京都といえばやっぱり鴨川よね!という人は、鴨川沿いの風景を心ゆくまでご堪能ください。

先斗町は路地裏が最強。歩いているだけでなんだかソワソワと気分が上がります。image by:小林繭

また、ひと昔はいちげんがお邪魔するなんてことははばかれ、敷居の高さで知られた先斗町も、その後の外国人観光客での大にぎわいを経て、現在は落ち着いた雰囲気に戻っています。先斗町を訪ねたいなら今が狙いどきではないでしょうか。

ほかにもお土産にもセレクトが楽しい京都ならではの専門店が点在するので、いくつかご紹介。

三條本家 みすや針

一度使ったら他の針は使えなくなるという「三條本家 みすや針」。お店の佇まいもまた素敵ですimage by:小林繭

昔から京都は“着だおれの町”とも呼ばれ、そんな京都に400年前から店を構える老舗が「三條本家 みすや針」。

この京都の伝統工芸品である手作りのみすや針をはじめ鋏や裁縫セットなどの道具を扱う専門店で、みやす針は縫うときに抵抗を感じることなく縫えるのが特徴だということ。

場所は、三条名店街を一歩奥に入ると突如可愛らしい一軒家が現れますが、見過ごしやすいので注意。


  • 三條本家 みすや針
  • 京都市中京区三条通河原町西入石橋町26
  • 075-221-2825
  • 定休日:木曜
  • 10:30〜18:00
  • 公式サイト

石黒香舗

自分だけのオリジナルの香りで匂い袋などいかが?image by:小林繭

石黒香舗」は、1855(安政2)年創業のにほひ袋専門店。好きな香りのお香を好みの柄の巾着袋に入れてオリジナルの香袋を作ることができるお店です。

私はこちらのお店の防虫香が気に入っていて、ときどき箪笥用に購入しています。

  • 石黒香舗
  • 京都府京都市中京区三条通柳馬場西入桝屋町72
  • 075-221-1781
  • 烏丸御池駅/三条駅/烏丸駅
  • 定休日:水曜(祝日の場合は営業)
  • 10:00~18:00
  • 公式サイト

風呂敷専門店 むす美

風呂敷ってこんなにもアート!image by:小林繭

むす美」は、日本の伝統道具のひとつである風呂敷の専門店。店内には、ポップでアートな風呂敷がところ狭しとディスプレイされています。

撥水加工された風呂敷はアウトドアでも活躍してくれるので、アイディア次第で楽しみ方が自由自在なのも魅力です。

自分用はもちろん、この柄ならこの人!と思わずプレゼントしたくなる人の顔が浮かんでくるお店です。

  • 風呂敷専門店「むす美」
  • 京都府京都市中京区三条通堺町東入桝屋町67
  • 075-212-7222
  • 烏丸御池
  • 定休日:なし(夏季、年末年始休業あり)
  • 11:00~19:00
  • 公式サイト

三条歩きを楽しむなら「OMO5京都三条」がおすすめ

エントランスを入ると京都気分満載のディスプレイがお出迎え。image by:小林繭

さて、そんな三条歩きにおすすめなのが「OMO5京都三条 by 星野リゾート」です。独自のユニークな“おもてなし”が特徴の宿で、私にとってはあありきたりなビジネスホテルとは違う、居心地のよい客室が最大の魅力。

スタッフのおすすめのお店情報が細かく書き込まれた「ご近所マップ」情報があるのも嬉しいポイント!image by:小林繭

はじめてこのホテルに泊まるみなさんには、「OMOホテル」名物とも言えるご近所ガイド“OMOレンジャー”による無料の町歩きツアーの存在をお知らせしておきます。

これは、界隈を知り尽くしたOMOレンジャーが、京都の歴史にちなんだ場所や新たな発見の場所をあれこれ案内してくれるもので、想像以上に京都観光に役立つんです。

というのも、やっぱりそこで起こった歴史や史実を知っての町歩きとそうでないのとでは、見える景色がまったく違ってくるんですね。

特に京都のように歴史の古い町を歩くなら、トリビアが増えるほど町歩きも楽しくなるというもの。タイミングが合えばぜひ参加してみてください! 

シンプル&ナチュラルな雰囲気にまとめられた「OMO05京都三条」の客室。image by:小林繭

とにかくゲストルームが居心地満点なので、連泊してときには美味しいものをテイクアウトして部屋でのんびりするという過ごし方もあり。ワーケーション的に使うのも大いにありです。

1Fフロント横にはカフェスペースがあり自由に使うことができます。image by:小林繭

ちなみに、アクセスは市営地下鉄京都市役所駅から徒歩約2分、京阪本線三条駅から徒歩約5分、ホテルの目の前がバス停&タクシー乗り場という立地で、三条界隈を歩いてまわるのはもちろん、京都観光のベースとしても使い勝手は抜群です。

ちょっと足を伸ばしてお茶屋街の散策も。image by:小林繭

季節によってまったく違う表情を楽しめる京都は、何度訪ねても飽きるということがありません。インバウンドの影響が少ないいまは、絶好のチャンスかもしれません。

  • OMO5京都三条
  • 京都府京都市中京区河原町通三条上る恵比須町434-1
  • 予約:0570-073-022(10:00〜18:00)
  • 京都市役所前/三条
  • 詳細ページ
  • image by:小林繭
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
  • ※本文に一部間違いがあり訂正しました。(2022/03/18)
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東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。インテリア、旅モノ、湘南情報を中心にお仕事しています。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。趣味は温泉。

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