ホテル行かん?方言の魅力が爆発する、全国各地の「口説き文句」

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2022/02/16

みなさんの生まれた地域では、どんな「方言」が使われていますか?筆者の生まれは神奈川県のど真ん中。方言というほど個性的な言い回しも少なく、ほぼ標準語で過ごしてきました。

だからこそ魅力的に感じる「方言」。ふだん標準語の人がたまに方言まじりになると、不意のギャップにドキッとしてしまいます。日常会話でもドキッとしまうのですから、方言で誘われたりしたらその破壊力は絶大なのではないでしょうか。

そこで今回は、地方から東京に上京してきた皆さんに「方言での夜の口説き文句」について、アンケートを実施。実際に使ったことのあるセリフや、方言を使った言い回しなどを教えていただきました。

なお、本記事はあくまでご回答いただいた方の出身エリアの方言であり、また人によって変わる伝え方なので、同県内でも違いがあることを事前にご了承ください。

まずは、東北地方の口説き文句から聞いていきましょう。一部、標準語圏の人が方言で誘われた感想についてもあわせてご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

東北エリア

秋田県image by:Unsplash

訛りの強さやアクセントにより、外国語のようにも聞こえる東北弁。標準語に比べて、純朴でかわいい雰囲気が魅力的です。

「一緒に寝るが?」/秋田県

濁点が多く、短い表現が多い秋田の方言。「け」の一文字だけでも、「おいで」「食べて」「かゆい」と、さまざまな意味合いを持ちます。そのほかにも「く」は「食べる」、「けれ」は「ちょうだい」など、独特の表現が特徴的です。

「自分なら『そろそろねねばねな。一緒に寝るが?(そろそろ寝ないとね。一緒に寝る?)』と誘います」(秋田県出身)

「わど一緒に寝るべ」/青森県

青森県image by:Unsplash

冬場の寒さ厳しい気候から、外でも短時間でコミュニケーションが取れようにと、なるべく短い単語で会話するようになった青森県民。秋田県同様に、一文字で形容される単語がたくさんあります。


「津軽弁は、自分を『わ』相手を『な』と呼ぶなど、とにかく短いです。わたしは彼氏を『わど一緒に寝るべ(わたしと一緒に寝よ?)』って誘ってますね」(青森県出身)

「ホテルさ入ってみてんだげっとも」/宮城県

標準語に触れる機会が増え、方言を使う人が少なくなりつつあるといわれている宮城県。いまでは年配の人を中心に方言が使われているそうです。

「あえて方言で誘うなら、『あだらしぐできたホテルさ入ってみてんだげっともしゃ、行ってみねが?(新しくできたホテルに入ってみたいんだけど、行ってみない?」とかでしょうか」(宮城県出身)

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