日本での買い物、コスパ悪くない?韓国人が驚いた「スーパーマーケット」のアレコレ
食料品や日用品など、いろんな生活必需品が手に入る「スーパーマーケット」。日常生活に欠かせない存在として、私たちを支えてくれていますが、海外のスーパーマーケットを覗いてみると、日本とはまた違った発見があるものです。
それは来日した外国人の皆さんも感じるそうで、日本に住む韓国出身の人にお話しを伺ったところ「日本のスーパーマーケットは大量売りが少ない!」という意見が。
そのほかにも似ているようで実は全然違う、韓国と日本のスーパーマーケットの一面が見えてきました。早速、実際に韓国人の皆さんがカルチャーショックを受けた「日本のスーパーマーケット」について、ご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
日本ではまとめ買いしないの?
日本でよく見かけるイトーヨーカドーやイオンのようなスーパーマーケット。韓国では一般的に「マート」と呼ばれており、大型のマートが展開されています。
例えば、日本人旅行者にもお馴染みの「ロッテマート」もそのひとつ。食料品や日用品がそろうのはもちろん、お土産を買うときにも便利なスーパーマーケットとして旅行者からも人気を集めています。
では、日本と韓国のスーパーマーケットは一体なにが違うのでしょうか?大きな違いのひとつに、日本では小分け商品が多いのに対し、韓国では大量売り商品が多いということが挙げられます。
韓国ではまとめ買い・大量買いが当たり前
韓国のマートに関していえば、コストコを想像するとわかりやすいかもしれません。カート自体もかなり大きく、生活用品だけでなく家電まで取りそろえられているのが特徴です。
また、もうひとつの違いとしてあげられるのが、先述した通り、大量売りが多いということ。韓国ではこまめに買い物に出かけるのではなく、およそ1週間分くらいの食料品を一気にたくさん買うことが一般的なのだとか。
そのため日本に住む韓国人の皆さんからは「小分けで売っていることに驚いた」という声も聞こえてきました。
韓国では家族全員分をまとめて購入したり、たくさん買って自宅配送してもらったり、いろいろと融通がきくことから一気に大量買いすることが多いみたいです。
「100円ローソンみたいに、いま少しだけほしい!という量がぴったりで売っているのが本当に最高。韓国にも小分けの商品増えてきたけど、まだ日本より選択肢は少ない気がする。日本はひとり暮らしがしやすい国」(韓国出身)
「韓国では、大容量のキムチが一般のスーパーに売られています。日本の業務用スーパーにもないようなダンボール一箱といった大容量で売られているんです。韓国ならではかもしれないですね」(韓国出身)
「日本では、コンビニやスーパーに置いてある菓子パン類が安価!さらに種類が豊富で味も美味しいし、クオリティーが高い」(韓国出身)
「日本はひとり世帯向けの商品が充実していますよね。スーパーで買い物するときにひとり分の品ぞろえが豊富で、美味しく、ハズレが少ない!」(韓国出身)
ひとり暮らしになると大量に購入しても食材を使いきれないこともありますよね。そんなときこそ日本のスーパーマーケットが便利に感じると教えてくれました。
たしかに筆者も学生時代のひとり暮らしのときは、スーパーマーケットのお惣菜やお弁当に本当にお世話になりました。作るより安い、なにより美味しいというのがメリットだと思います。
社会人になってからも仕事で疲れて帰ったとき、自宅近くのサミットで割引でお得になったチキンカツとビールを買って、一息つける夜に救われました。
もちろん大量買いのほうがお得かもしれませんが、結果的にムダにしないためにも、小分けで購入しておくほうがいいときもあります。国だけでなく、人によって生活スタイルは異なりますから、それにあわせた商品展開はとてもありがたいですね。
- image by:Sorbis/Shutterstock.com
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