日本の最長・最短「空港」「路線」「滑走路」は? 空旅が楽しくなる雑学トリビア

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2022/12/23

ちょっと変わった「空港コード」とその由来は?

空港コード「KIX」で知られる関西国際空港。image by:Mirko Kuzmanovic/Shutterstock.com

日本を含む世界のすべての空港には、アルファベット3桁の「空港コード」が割り当てられています。

例えば、「東京国際(羽田)=HND」「大阪国際(伊丹)=ITM」「成田国際=NRT」「福岡=FUK」など、多くは地名が由来。

しかしなかにはちょっと変わった空港コードも存在します。

  • 秋田=AXT、関西国際=KIX、喜界=KKX(Kなどの代わりにXを使う空港は多い)
  • 山形=GAJ(そのままYGJだと米子空港のだめ)
  • 静岡=FSZ(Fは富士山)
  • 新潟=KIJ(詳細不明。他空港が使用済み、または米軍が付けた説)
  • 神戸=UKB(空港開港前にあった神戸の都市コードから)
  • 但馬=TJH(Hは空港がある兵庫県)
  • 高知=KCZ(最後の「Z」に諸説あり)
  • 佐賀=HSG(Hは旧国名の肥前からという説)

上記の通り、空港コードの末尾に「J」が入るパターンも多々。これは日本の「JAPAN」です。「青森=AOJ」「仙台=SDJ」「岡山=OKJ」など。

国土が狭い日本でも「空港」は旅のネタで宝庫!

image by:Dpongvit/Shutterstock.com

日本の空港に関するさまざまな「トリビア」を今回ピックアップしてまとめました。日本の国土はアメリカや中国などと比べると小さいながら、実は「97」も空港があることにまず驚くはず。

とくに、都道府県別に見ると、国土が広い北海道、離島が多い東京、鹿児島、沖縄などに空港が多くあります。離島便などはただの旅客便にとどまらず、緊急時の救急搬送や貨物便などの役割も担う、いわば「生命線」でもあるのです。

国内旅行を飛行機でする際、利用する地方空港の由来などについても事前に調べると、意外なネタがあるかもしれません。旅の楽しみのひとつとして、ぜひ調べてみてください。

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ジャーナリスト・フォトグラファー。飛行機・空港、旅行、ホテル、グルメなどをメインに、国内外で取材、撮影などを行う。雑誌やWEB向けの記事、写真や旅行などのセミナー講師も務める。元全国紙記者。大阪在住。

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