ドイツ・ベルリンの世界遺産「博物館の島」徹底観光ガイド!おすすめの「アート市」情報も

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2023/04/15

ミュージアムショップや週末のみ開催のアート市場もあり!

博物館の島にある5つの施設に加え、ぜひ立ち寄りたいスポットがほかにもあります。

ジェームズ・ジモン・ギャラリー(James-Simon-Galerie)

5つの施設の総合エントランスともいえる建物が、2019(令和元)年7月にオープンした「ジェームズ・ジモン・ギャラリー」です。

ジェームズ・ジモン(1851~1932)は博物館の島における芸術パトロンの1人で、『王妃ネフェルティティの胸像』の寄贈者でも知られます。

ジェームズ・ジモン・ギャラリーの入口。image by:シカマアキ

ここもギリシャ神殿を思わせる白亜の建物。館内には、ミュージアムショップ、クローク、トイレなどがあります。ペルガモン博物館と新博物館はすでにつながり、そのほかの博物館とも連絡通路で結ばれる予定です。

  • ジェームズ・ジモン・ギャラリー
  • Bodestrasse 1-3, 10178 Berlin, Germany
  • 「S」「U」Museumsinsel駅
  • 入場料:無料
  • 休館日:月曜日
  • 10:00~18:00(木曜日20:00まで)
  • 公式サイト(ドイツ語)

博物館の島 ベルリンアートマーケット(Berliner Kunstmarkt an der Museumsinsel)

ベルリン各所で行われる「蚤の市」は、“掘り出し物”を探す地元民や旅行客にも人気。

週末のみ開催のベルリンアートマーケット。image by:シカマアキ

ポーデ博物館の前の運河沿いで週末に行われる蚤の市では、いまや貴重な旧東ドイツの古本、コイン、切手、絵はがきなどが販売されています。

さらに、地元のアーティストが手掛ける斬新なデザインの絵画やグッズなども。ベルリン土産としてもおすすめです。

  • 博物館の島 ベルリンアートマーケット
  • Am Zeughaus 1-2, 10117 Berlin, Germany
  • 「S」「U」Museumsinsel駅
  • 11:00~17:00ごろ(土日のみ開催)
  • 公式サイト(ドイツ語)

新ナショナルギャラリーなど、ベルリン市内には博物館が多く点在

博物館の島は地下鉄ほかバスやトラムでもアクセスできて便利。image by:Mo Photography Berlin/Shutterstock.com

ベルリンはまさに文化財の宝庫。その所以は「博物館の島」あるといっても過言ではありません。

1日ではとても回り切れない膨大なコレクションの数々、これを見るために世界中から旅行者が1年を通して訪れます。


image by:Mo Photography Berlin/Shutterstock.com

「旧博物館」と「新博物館」があるように、「旧ナショナルギャラリー」と別に「新ナショナルギャラリー」もあります。

新ナショナルギャラリーは博物館の島ではなく、ポツダム広場にあり、近代から現代の絵画作品を所蔵。

特に、新ナショナルギャラリーの奥にある「絵画館」(Gemaldegalerie)では、ラファエロ・サンティ、サンドロ・ボッティチェッリ、ヨハネス・フェルメールらの名画が人気です。

アートの街でもあるベルリンは、ドイツ屈指の人気が高い旅行先。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • image by:シカマアキ
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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ジャーナリスト・フォトグラファー。飛行機・空港、旅行、ホテル、グルメなどをメインに、国内外で取材、撮影などを行う。雑誌やWEB向けの記事、写真や旅行などのセミナー講師も務める。元全国紙記者。大阪在住。

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