カステラ味?イカスミ味?日本が誇る全国各地の「ご当地サイダー」

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2023/05/13

旅行や帰省の際、お土産として外せないのがご当地モノ。さまざまなアイテムやグルメが登場しているなか、近年よく目にするのが「ご当地サイダー」です。

ご当地サイダーの自由度はとても高く、土地ならではの特色をだすのにぴったり。さらに価格もお手ごろなのでコスパもよく、話題にもなる最適なお土産です。

今回は、「味の想像がつかないご当地サイダー」ランキングにも選ばれたものなど、さまざまな地域のサイダーをご紹介していきます。

イカスミサイダー/青森県

image by:PR TIMES

旅行情報誌『じゃらん』が行った「味の想像がつかないご当地サイダー」ランキングで第3位になったこともある衝撃のご当地サイダーが青森県の「イカスミサイダー」です。

かわいいイカのイラストが描かれたラベルに真っ黒なサイダーは、一見イカスミの調味料のようにも見えます。

好き嫌いのわかれるイカスミですが、このイカスミサイダーは万人受けするさわやかさ!癖のないサイダー味で味と見た目のギャップに驚きますよ。

富山ブラックサイダー/富山県

image by:PR TIMES

黒つながりでもうひとつ。インパクト大、醤油と見間違うような黒さの富山県の「富山ブラックサイダー」もお土産にしたいご当地サイダーです。

「富山ブラック」といえば同県で発展してきた醤油ベースのラーメン。スープの黒さが話題となり、一躍全国区になったラーメンです。

その富山ブラックをモチーフにしたサイダーは、蓋をあけると醤油と胡椒の香りが漂うサイダー。香りだけでなく、後味に醤油も感じます。


カステラサイダー/長崎県

長崎名物といえばカステラがあげられますよね。卵の甘さとザラメのザクザクがおいしいカステラも「カステラサイダー」として登場しています。

「かすていら」と書かれたレトロな瓶がかわいく、カステラ色の箱も目を引きます。

肝心のお味はプリンのような優しい甘さのサイダーで、ご当地にしておくのがもったいないほどのおいしさ!甘い物好きな方へのお土産にぴったりのかわいいサイダーです。


津堅にんじんサイダー/沖縄県

沖縄県津堅島で生産される高級食材「津堅にんじん」。津堅島は、キャロットアイランドと呼ばれているほど、ニンジンの生産が盛んです。

甘みの強い津堅にんじんをパウダーやピューレにしてサイダーと合わせたのが、「津堅にんじんサイダー」です。鮮やかなにんじん色がかわいい!

津堅にんじんの甘さにシークワーサーの爽やかさが合わさったサイダーはクセもなく飲みやすいですよ。しっかり冷やしてお召し上がりください。

くしろ霧サイダー/北海道

「霧の街」の異名を持つ、北海道釧路市。年間の約100日は霧に覆われる釧路市のご当地サイダー「くしろ霧サイダー」は、全国でここだけの霧をモチーフにした変わり種です。

おしゃれなラベルで、強めの炭酸と柔らかな甘みが特徴。北海道産のビート(てんさい糖)由来の優しい甘みと、強炭酸とのバランスの良い深い味わいのサイダーです。

人工的な甘さのサイダーが苦手な方でもおいしく飲める自然のサイダーはお土産にぴったり!

WASABIジンジャーエール/静岡県

静岡県の特産品「ワサビ」をジンジャーエールと一緒に楽しめるのが「WASABIジンジャーエール」です。ジンジャーエールはそもそも生姜風味のドリンクですし、辛口のぴりっとしたワサビとは相性がよさそうですよね。

見た目は普通のジンジャーエールとほとんど変わりなしですが、飲むとわさびの香りが鼻から抜けていきます。生姜の味も濃いめで、お酒が好きな大人にぴったりのジンジャーエールに仕上がっていますよ。

たこ焼風ラムネ/大阪府

大阪名物の「たこ焼き」。誰もが知るソース味のたこ焼きを、ドリンクにしてしまったのがこちら「たこ焼風ラムネ」です。

昔懐かしいフォルムの瓶入りラムネですが、色はダシのような薄い黄色。たこ焼きはあくまで風味ということで、ソース味のラムネなんです。

一口飲んでみると確かに薄っすらとソースの味が…!癖のある香りでもなく飲みやすい風味ですが、どことなくソース味のするおもしろいラムネです。新しい大阪土産の定番となりそうな予感!


もみじ饅頭風ラムネ/広島県

大阪府がB級グルメラムネなら、広島県は銘菓ラムネです。広島銘菓といえば、いわずとしれた「もみじ饅頭」ですが、なんとラムネになって登場しています。

もみじ饅頭風ラムネ」は2013年から販売されているので、ご当地サイダーの先駆けといって良いでしょう。

こちらも懐かしいラムネ型の瓶入りで、瓶をあけるとたちまち甘い香りが漂います。ケーキのような香りのラムネはしっかりともみじ饅頭の味が!

ご当地サイダーのなかでもかなり再現度が高く、甘い生地に加えてあんこの風味まで口に広がります。もみじ饅頭とセットでお土産にすると話題になること間違いなし!

オリーブサイダー/香川県

播磨灘に浮かぶ香川県小豆島は「日本のオリーブ栽培発祥の地」と呼ばれるほどオリーブ栽培が盛ん。地中海によく似た温暖な気候がオリーブ栽培に適しているのだとか。

オリーブといえばやはりオリーブオイルですが、このオイルを作る際に採取できる果汁を使ったのが、この「オリーブサイダー」です。

オリーブの果汁は美容効果が高いにも関わらず渋みが強く、食用にはあまり使用されていなかったそうですが、こちらのサイダーはオリーブ果汁1%入り。爽やかな甘みとほんのりと苦いオリーブ特有の風味がベストマッチです。

キャベツサイダー/群馬県

標高1,000mの場所に位置する群馬県嬬恋村は、日本一のキャベツの生産地として知られています。

嬬恋村では毎年7月〜10月ごろにかけて、キャベツが約1億5000個も作られるのだとか。しかしそのキャベツのなかには、販売するには小さかったり、形が悪かったりと味は良いのに破棄しなければならなくなるものも少なくありません。

そんなキャベツの使えないところを有効活用しよう!とできた群馬土産が「キャベツサイダー」です。

鮮やかな緑色のきれいなサイダーは、きちんとキャベツエキス入り。後味にほんのりキャベツの風味がして、飲みやすく甘さも控えめです。

今回は全国各地のご当地サイダーをご紹介しました。もちろんご紹介したもの以外にも、各地に趣向を凝らしたご当地サイダーが数多く存在します。

変わり種から定番品まで、新しい風味のサイダーに出会う旅もとってもおもしろいですよね。旅行の際にはぜひ、お土産物屋さんでご当地サイダー探しをしてみてはいかがでしょうか。

  • image by:photoAC
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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元々インドア派だったはずが『恋する惑星』でウォン・カーウァイにハマり、初めての一人旅は上海へ。カメラ片手にどこへでも行くアクティブ旅女子になりました。現在は大学院に通いつつフリーライターとして、旅・アート・美容・ファッションをメインに活動しています。

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