神秘的なパワースポットも。旅好きが選んだ「神社仏閣」10選
日本人は年末年始や七五三など、ことあるごとに寺社仏閣を詣でる風習・文化を持っています。そのせいか、寺社仏閣に訪れると、不思議に穏やかな気持ちになりますよね。最近ではパワースポットとしても、寺社仏閣めぐりが人気です。
そしてこの度、旅行予約サイト「トリップアドバイザー」が、過去1年間にトリップアドバイザー上に投稿された口コミをもとに「旅好きが選ぶ!神社仏閣ランキング2018」を発表しました。
このランキングは、2017年10月~2018月9月の1年間に投稿されたた日本国内の神社仏閣、聖地、霊所への全言語の口コミを、評価点、口コミの投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムを集計したものです。
今回はこのランキングの中から、10位から1位までの人気スポットをご紹介します。
第10位 中尊寺(岩手県平泉町)
10位にランクインした岩手県平泉町の「中尊寺」は、天台宗東北大本山の寺院で、奥州三十三観音番外札所です。奥州藤原氏三代ゆかりの寺として、平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂を始め、多くの文化財を有しています。
2011年(平成23年)には、「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産の一つとして世界遺産に登録されました。
口コミでは「参道にあたる、月見坂や、弁慶堂、峯薬師堂など、それだけでも観光スポットとなる名所が点在しています。」「金色堂で暫く何度も仏像を眺めて、感極まりました。」などの投稿がありました。
第9位 三十三間堂(京都府京都市)
前回より2ランクアップした京都府京都市の「三十三間堂」が9位にランクインしました。三十三間堂は、京都府京都市東山区三十三間堂廻町にある寺院の仏堂です。
建物の正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)といい、三十三間堂とは、お堂内の柱間が33あることに由来します。本堂は国宝に指定されており、現在の堂は1266(文永3)年に完成し、約800年もの歴史を誇ります。
そのほかにも、豊臣秀吉によって寄進された築地塀や豊臣秀頼が1600(慶長5)年に新築したものと推測されている南大門など、重要文化財が数多く見られます。
口コミでは「三十三間堂 十一面、40種の手を持つ観音さまがズラーっと並ぶ姿は圧巻!!何度も来ていますがやはり圧倒されます。」といった投稿がありました。
第8位 長谷寺(奈良県桜井市)
8位には奈良県桜井市にある「長谷寺」がランクインしました。長谷寺は、桜や牡丹、紫陽花、秋には紅葉といった1年を通じて美しい景観を観ることができるため「花の御寺(はなのみてら)」とも呼ばれます。
重要文化財である登廊という399段ある長い回廊や、10mを超える大きな十一面観音、三方を山で囲まれた外舞台からの絶景など、見どころは満載です。また、1300年の歴史を持つ霊験あらたかな西国三十三所の一つとして、巡礼する参拝者でにぎわいます。
口コミでは、「立派な牡丹がたくさん咲き乱れ圧巻でした。」「仁王門から本堂へ続く登廊の雰囲気が凄く素敵です。」といった投稿が寄せられています。
第7位 三峯神社(埼玉県秩父市)
7位には、前回の9位から2ランクアップした埼玉県秩父市の「三峯神社」がランクインしました。三峯神社は、三峯神社は神社の東方にそびえる雲取山、白岩山、妙法嶽の三つの峰が連なることから「三峰」と名付けられたとされています。
山の四季折々の景色は大変美しく、登山客も多いところです。また、関東屈指のパワースポットとしても人気です。
口コミでも「なんとも言えない神秘的な場所です。御神木の杉の木は 是非触れてパワーをもらって下さい。」といったパワースポットとして訪れた人の投稿がありました。
第6位 榛名神社(群馬県高崎市)
前回の24位から6位に大幅にランクアップしたのは、群馬県高崎市の「榛名神社」です。榛名神社も「強力な願望実現パワー」があるパワースポットとして人気が上がっています。
1400年の歴史を誇り、奇岩、怪石に囲まれ、老杉や古桧に覆われています。祭神は鎮火、開運に霊験あらたかな火産霊神と、五穀豊穣の埴山毘売神です。
口コミでは「岩!大きな樹!参道も雰囲気がありとても良かったです。水占いや水琴窟も楽しみました。とってもおすすめです!」という投稿がありました。