本とコーヒーと少しの雑貨。東京・調布市にひっそり佇む「手紙舎」カフェ

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2016/07/27

都内の道を歩けば、カフェがどこかしこに点在しています。でも、自分が気に入るカフェに出会うのって意外と難しいものですよね。そこであなたのお気に入りに加わるかもしれない一軒のレトロなカフェをご紹介します。それは「手紙社」という出版社が運営するカフェで、ゆっくり読書をしながら、コーヒーが飲めるリラックス空間です。案内人はライターの御田けいこさん。

東京都調布市にひっそりと佇むレトロなカフェ

「柴崎にはとくに観光スポットなんかないけど、1つだけ自慢できるところがあるんだ」。

そう前置きして、柴崎に暮らす友人がおしえてくれたのが、カフェ「手紙舎 2nd STORY」でした。

京王線柴崎駅北口から小さな商店街を歩くこと1分ぐらい。左手側に見える2階建の建物が手紙舎のカフェです。

うっかりすると見過ごしてしまいそうですが、通りがかりに「」と「コーヒー」の文字が見えるはず。

ビルの1階は「本とコーヒー tegamisha」。そして2階が「手紙舎 2nd STORY」。この2軒のカフェは本の編集を手がける株式会社手紙社さんが経営されています。

さっそく2階へ。昔の職員室、いや用務員室か?
そんなことを思わせるレトロな趣の扉を開けると、その向こうには古い煉瓦を効果的に使ったフロア真っ白い天井が作り上げる広々としたカフェ空間が!

あわせて、「選りすぐり」オーラを放つナチュラルなテイストのオシャレな雑貨や布などが並ぶコーナーも。ひとつひとつ見ていると飽きないし、心も弾むわで、なかなかカフェスペースにたどりつけなくなるので、ご用心。

木肌のぬくもりが心地良く感じるテーブル席に腰かけると、ペンデュラムを思わせるデザインのランプが目に入り、秩序よく並んだカウンターチェアに愛らしさを感じてしまいます。


そしてスタッフが立ち働くキッチンの窓からは外の風景も。

ひたすら気持ちのよいカフェでは、しっかりとした食事もいただけます。
カウンターに毎日お店で焼いているというパンやフォッカチャが並べられているように、ここはパンメニューやパスタが中心。もちろん、スイーツも用意されています。

ランチにいただいたのはクロックムッシュです。チーズがパンの上でトロけ、パンに挟まれたハムとともに食べ進むとあまりにも美味で今にも昇天せんばかり。(おかげで写真を撮り忘れてしまいました…)

こうして胃袋が幸せに満たされると、次は心の田畑を耕す作業に。それは本を読むことです。ここでぜひ読みたかったのが、絵本『かあさんのふしぎよほう』。

食後のコーヒーを楽しみながら、心あたたまるストーリーと絵を楽しんだのでした。ここは本を読むために足を運びたいカフェ。また、フリーのWIFIも使えるのでテレワークもOK。

また、このお店から徒歩15分ぐらいの場所には系列のカフェ「手紙舎つつじヶ丘本店」があり、こちらもいつか訪れてみたいですね。京王線柴崎駅の1つ新宿寄りの駅は「つつじヶ丘」で、柴崎駅との間は徒歩で約15~20分。

カフェの前後には(とくに観光スポットが点在しているわけではないのですが)背の高い木が木陰を作る甲州街道のお散歩は気分もリフレッシュでき、オススメですよ。

手紙舎 2nd STORY

東京都調布市菊野台1-17-5 2階
tel 042-426-4383

手紙社の公式サイト

  • image by:御田けいこ
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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人生の設定は「いつでも、どこでも、食いしん坊バンザイ!」。人に会い、土地を歩き名物にふれ、郷土の味をあじわいつくす、をテーマに今日もどこかを踏みしめ歩いています。広島県生まれ。

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