無料で満喫。東京都内、タダでも楽しめる面白い「博物館」8選

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2019/09/22

消防博物館/新宿区

image by:photolibrary

防火や防災について学べる「消防博物館」は、実物展示と体験コーナーが充実しています。地下1階には大正から平成にかけての消防自動車を展示、その発展ぶりがわかります。

1階エントランスには1982年まで活躍した消防ヘリコプターもあり、臨場感満点。3階の「消防隊に変身」コーナーでは消防隊の資器材に触れることや、子どもが防火衣を着て消防ポンプ車の座席に座ることができます。

火災事故が多発する家庭のリビングを再現した、危険を確認できる「わが家の安全チェック」コーナーもあるので、ぜひ自宅と比べてみてください。

見学のあとは10階の展望休憩室へどうぞ。晴れた日には富士山が見えますよ。

東映アニメーションミュージアム/練馬区

image by:正和 [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

東映アニメーションミュージアム」は、東映アニメーション大泉スタジオの隣りにあります。大型モニターで東映アニメが制作した作品の概要と、いくつかの作品の映像を見ることが可能。

展示スペースには原画やセル画などがあり、アニメ制作を学ぶことができます。図書コーナーには「プリキュア」「ワンピース」「ゲゲゲの鬼太郎」などの人気アニメの関連本を用意。紙の上で人気キャラと出会えますよ。

入口の外には東映アニメーションのシンボルマークキャラの「ペロ」の人形をベースにした噴水。1時間に一度サプライズを起こすようなので、時間をはかって見に行きましょう。

※2020年2月26日(水)より当面の間、臨時休館中(2020年8月24日時点)。

ガスミュージアム/小平市

image by:photoAC

ガスミュージアム」は、東京ガスが運営する、同社の事業の歩み、それにガスと私たちの暮らしについての博物館です。


展示エリアは3つ。「ガス灯館」では明治時代を彩ったガス灯の実物や、点灯実演が見られます。

「くらし館」では明治時代から現在にいたるまでのガス器具を展示。歴代のポスターやカタログ、テレビCMのデータベースもありますので、平成生まれのかたもノスタルジックな気分になれるかも。

image by:photoAC

「ガスライトガーデン」では国内外のガス街灯の実物を設置し、点灯してみせます。パリやロンドンのガス街灯もありますので、気分は古い洋画のヒロインになれるかも?

また建物に凝ったことも特徴で、ガス灯館の建物は1909年建築の東京ガス本郷出張所を、くらし館は1912年建築の東京ガス千住工場計量器室をそれぞれ移設復元したものです。


東京都埋蔵文化財センター/多摩市

image by:Sunearth [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

考古学の博物館「東京都埋蔵文化財センター」では、旧石器時代から江戸時代にいたる約3万年間の多摩丘陵の歴史を、発掘された出土品を見て学べます。

常設展示の見どころは、いまから約5,000年前、縄文時代中期の土偶「多摩ニュータウンのヴィーナス」。海外でも高い評価を受けています。

またこれも見逃せないのが、隣接する遺跡庭園「縄文の村」。縄文時代の植生を再現した園内には復元された竪穴住居があり、気分はもう縄文人。ほぼ毎日、住居内で行われる火焚きは縄文ライフを知る上で必見です。

不定期ですが縄文土器の野焼きもしており、これも運よく遭遇したら見逃せません。アクセサリー、土器、布をつくる、縄文食をつくって食べるなどの体験教室もあります。

「タダほど高いモノはない」といいますが、コレは欲張るから。ここで紹介したような博物館のリピーターになってみると、同じコトでも何度も楽しめるのがわかります。

専門知識を深く学べる博物館通いで「○○のエキスパート」を目指してみてはいかがでしょうか。

  • image by:photoAC
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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