選手たちと近く、迫力ある試合が楽しめる「サンガスタジアム by KYOCERA」

Array
2020/02/22

京都府亀岡市に、京都府初の球技専用スタジアムとして完成したサンガスタジアム by KYOCERA。去る2月9日、こけら落としとして「京都サンガF.C. 対 セレッソ大阪」2020Jリーグプレシーズンマッチが開催されました。多くのサッカーファンが押し寄せ、歓喜に沸いたそのようすを徹底レポートします!

チケット完売!

いや〜ついに!ついに!この日がやって参りました! 記念すべき新スタジアムでのファーストマッチ。どれほど多くのかたが、この日を待ちわびたことでしょう。

KYOTO SIDEでは、完成前の工事見学会の様子を以前レポートしましたが、そのときはまだ足場が組まれたこんな状態だったんですよね〜(写真上)。どんな姿になっているのか楽しみで仕方ありません!

この日開催される2020 Jリーグプレシーズンマッチ・京都サンガF.C. 対 セレッソ大阪のチケットは完売!約2万1,600人収容のスタジアムで開催される試合チケットが完売ということは、亀岡にそれほど多くの人が集結するということ。もちろんそれは折り込み済みで建設されたわけですが、「嵯峨野線(山陰線)大丈夫??? 」と心配したかたも多かったのではないでしょうか。

JR嵯峨野線も車両増発&増結でバックアップ

朝から雪が舞うこの日、「亀岡ゼッタイ寒いや〜ん!」と思いながら、JR京都駅嵯峨野線ホームに着いてビックリ。車両が多いではあ〜りませんか〜!しかも8両も!普段の倍⁉試合開催時の増発は知っていましたが、車両も増えると知りひと安心して乗車。取材のため9時ごろの到着を予定していた私は余裕で座れました。

さすがに試合開始前のピーク時は乗車率も高いでしょうが、往路は可能な範囲で時間をずらして行くのがいいでしょう(ちなみにこの日は京都駅からの通常路線バスのほか、阪急桂駅からは臨時・直行バスも出ていました)。ちなみに、早めの時間帯に亀岡入りして、周辺散策してみるのもオススメです!

亀岡は、今年大河ドラマ化されている戦国武将・明智光秀ゆかりの地。スタジアムには「麒麟がくる 京都大河ドラマ館」が併設されていますし、駅の近くには光秀が築いた丹波亀山城のお城跡を整備してできた南郷公園もあり、ここが桜の名所なんです。シダレザクラやソメイヨシノが美しく咲き誇る桜の時期にはライトアップも行われるので、いまから春が待ち遠しいですね。

車窓から見た新スタジアムに車内も大コーフン!

新スタジアムでのプレシーズンマッチに、ワクワクが抑えきれないようすの乗客たち。二条駅に停車した際、「わ〜すごい!木やね〜」とホーム天井の話をしているのが聞こえてきたので、亀岡だけでなく嵯峨野線も「今日が初めて!」というかたも多いんでしょうね〜。

京都駅から列車に揺られること約25分。亀岡駅到着のアナウンスが流れるころ、進行方向右手にスタジアムが姿を現します。「あ!見えた!見えた〜!」「めちゃめちゃ近いやん!」とあちこちで声が上がり、大撮影大会。


 


京都サンガF.C.マスコット・パーサくん&コトノちゃんがお出迎え

試合以外にもイベント盛りだくさんとはいえ、キックオフまでまだ4時間半もあるというのに、大勢の両チームサポーターが亀岡駅に降り立ちます。改札には、京都サンガF.C.のマスコットキャラクター、パーサくん&コトノちゃんのデコレーションがいたるところに。

取材とはいえ、張り切ってパープルのストール着用の私。床のエンブレムを「踏んだらアカン!踏んだらアカンやん!」と盛り上がる熱烈サポーターたちに混じり、撮影する姿はどこから見てもサンガサポ。すっかり馴染んでいたことでしょう。

JR亀岡駅から徒歩3分の好立地に驚愕する来場者

「近い!」「近すぎる!」と、その駅近ぶりに驚きを隠せない来場者たち。サンガサポーターのみならず、セレッソサポーターも早々に到着し、続々スタジアムへ向かいます。

開始時間繰り上げ!?「京都食べ尽くしフェス」でご当地食も堪能

人波に身を任せて進んでいくと、なんだかいい匂いが。こけら落としを盛り上げる「京都食べ尽くしフェス」。「せっかくなら京都ならではの美味しいものを!」と京都のご当地フード屋台が並びます

予想を上回る来場者の入りの早さに、どうやらオープン時間が繰り上げられたようですね。10時オープンのはずが、私が到着した9時半ごろにはすでに食べている人たちがたくさんいました。朝ごはんが早かったのか、腹が減っては戦はできぬということなのか、気持ちはやる来場者たちに合わせた臨機応変な対応、ナイスです。

京都牛、亀岡牛、間人蟹…京都グルメ&地酒三昧

京都牛の串焼きや、焼肉丼、亀岡牛のホルモン焼きそば、間人蟹の味噌ラーメンなど、京都のご当地フードの数々が来場者をおもてなし。

この日は雪が舞う極寒ということもあり、朝から地酒の熱燗を買っていく姿も。寒空のなか、サッカー観ながら熱燗。酒好きサポーターには堪りません!

いま読まれてます
エアトリ 100%、ピュアです。初体験が詰まった「ニュージーランド旅」が最高な理由
選手たちと近く、迫力ある試合が楽しめる「サンガスタジアム by KYOCERA」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます