夜のお誘いに備えて。愛を守る、世界の面白い「ゴム」の呼び方

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2020/05/09

愛のグローブ/オーストラリア

image by:Unsplash

インド洋と太平洋に囲まれた国・オーストラリアでは、ゴムのことを「愛のグローブ」と呼んでいます。イタリアと同じように、保護するという意味から由来しているのでしょうか。

先述したDurex社の調査によると、「初めて性教育を受けた年齢」はオーストラリアでは11.9歳。世界平均は13.2歳からなので、ドイツやオランダと並んで、早い年齢から性教育をスタートすることがわかります。

避妊や性行為の正しい知識を身につけるだけでなく、感受性の豊かな時期だからこそ、他人との関わり方や愛情の大切さも積極的に教えているのかもしれませんね。

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ちなみにオーストラリアのメーカー「CondomSales」によると、2020年の新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ゴムの売上高が3倍になったと報告されています。

同社は「買いだめを奨励しませんが、供給が不足している場合は、数カ月先に必要なものを手に入れるための良い時期かもしれません。元気で安全にプレイしてください」とコメントしました。

シャツ/ブラジル

image by:Unsplash

続いて、リオのカーニバルでお馴染みのブラジルではゴムのことを「シャツ」または「小さなシャツ」というそう。

ポルトガル語では「CAMISINHA」と書いて、シャツという意味があります。何かにかぶせるという意味から、シャツと呼ばれ始めたのでしょうか。

少し前の話題になりますが、2016年に開催されたリオデジャネイロ五輪では、参加する選手・役員たちに配られるゴムの数が、史上最多の約45万個にものぼりました。

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2012年のロンドン五輪のときは約15万個、2008年の北京五輪では約10万個ですから、その数は3倍以上。ちなみに45万個の内訳は男性用が35万個、女性用が10万個。このことからも海外では女性用ゴムが浸透していることがわかりますね。

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