コロナ禍でどう変わった?外国人に聞いた、世界のベッドタイム事情
新型コロナウイルス感染症によって、世界中でさまざまな影響が出ています。日本のように外出自粛の緩和が始まっている国も少なくありませんが、まだまだ以前のような暮らしは戻っていません。
なかでも日本以上に厳しいロックダウン(都市封鎖)が行われてきた海外の諸都市では、本当に外出がままらないような時期もあり、暮らしに大きな変化があったそう。
パートナーととくに密接な距離で愛を育むベッドタイムに関しても、世界各国でさまざまな影響があったみたいです。
今回は、実際に筆者が付き合いのある世界各国の複数の友人たちに「夜の生(性)活事情」について直接インタビュー。なかなか聞くチャンスがない分だけ、日本とはちょっと違うリアルな声が聞こえてきました。
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会えなくてお預け状態…/オーストラリア
まずは、日本にも留学経験のある、10代のオーストラリア人の男性から。オーストラリアはいまでこそ規制が緩和されてきたといいますが、一時期は世界でもかなり厳しい外出禁止措置を行った国のひとつです。
実際にオーストラリアの都市メルボルンでは「第2波」が発生し、2020年8月から9月中旬までの予定だったロックダウン(都市封鎖)が延長されました。
その外出がままならない期間を振り返ってもらうと、「家から出ないように母親からくぎを刺され続けていたため、当然恋人に会えず、お預け状態」だったといいます。
このような若者の声はこの青年だけでなく、さまざまな場所で確認されていて、アメリカの大手インターネット掲示板「Quora」にも、同じような悩みが見て取れます。
「Are you having more sex with your partner during Covid 19?(いままで以上にコロナの時期、夜の回数は増えましたか?)」「How’s your sex life going during this covid 19 era?(コロナ時代のあなたのベッドタイムはどうですか?)」という質問に対し、「仲のいい恋人同士なのに会えない」といった悩みが書かれているのです。
ちなみに、身近な日本人の10代に聞くと、「緊急事態宣言が解除されたあとも、コロナでいまだに会えないといわれ続けている。絶対に口実にしているだけで、別れるつもりなんだろう」といった言葉もありました。
新型コロナの影響で外出ができない、人と会えないために、悲しい思いをしているカップルが居る一方で、その状況を逆手にとって、別れ話のきっかけにしようとしている若者も一部に居るみたいですね。