まさかHな言葉に!?海外で日本人が言っちゃいそうな「NGワード」
ぷっちょ/ギリシャ語
最後は日本人に有名なお菓子の名前が、ギリシャ語では際どい意味に聞こえてしまうというケースです。そのお菓子とは、UHA味覚糖から発売されている「ぷっちょ」。
子育て中の筆者は、子どもが好んで食べている「ぷっちょ」を分けてもらい、一緒に食べています。グミもソフトキャンディも本当においしくて子どもに負けじと喜んで食べていますが、この言葉、ギリシャではちょっと際どい意味があるとご存じでしたか?
そもそも「ぷっちょ」とは、UHA味覚糖の公式ホームページによると、
<名前の由来は、ぷちぷちグミ入りソフトキャンディなので、ぷちぷちグミのぷち→ぷちゅ→ぷっちゅ→ぷっちょ!です。当初は、ぷちぷちグミ+ソフトキャンディの食感を楽しめるという商品特徴をわかりやすく「ぷっちょ」という音で表現していました>(UHA味覚糖の公式ホームページより)
といった背景があるそう。
まさに日本人の語感からして、ぴったりのネーミングですが、この言葉がギリシャに持ち込まれた途端、異なる意味を帯び始めます。
「ぷっちょ」はギリシャ語で「Ποuτσο(uは正しくはウプシロン)」に聞こえます。これをギリシャ語-英語辞典で調べると、「Form of ποuτσοs(sは正しくはシグマ)」と書かれています。
意味は「ποuτσοsの変化の一種」といった感じで、「ποuτσοs」の意味は「prick」です。この「prick」は先ほど、スペイン語の「choto」でも出てきましたが、ずばり「男性器」を意味する言葉です。
要するに「ぷっちょ」という言葉の響きは、ギリシャだと「男性器」と聞こえてしまう恐れがあるのですね。
例えば家族でギリシャに出かけて、しかも日本からグミやソフトキャンディーの「ぷっちょ」を持ち込む際には、十分に注意したいですね。
もちろんそんなレアなケースはなかなか訪れないかもしれません。しかし可能性としてはゼロではありませんので、気をつけたいですね。
今回は何気ない日本語が海外ではちょっと際どい意味に聞こえてしまう例を挙げました。
いまは新型コロナウイルス感染症の影響で自由に海外に行けない状況が続いていますが、海外への渡航が自由になってきたときには、該当国に訪れる場合、注意してみてくださいね。
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