外国人がショックを受けた、海外ではNGだけど日本では「当たり前」なモノ6選
馬肉/イギリス、アイルランド
「馬肉」は好きですか?暗褐色で脂肪分が少ない肉で「さくらにく」とも呼ばれています。やはり馬刺しで食べる馬肉は代えがたいおいしさがありますよね。
日本では熊本を筆頭に福島でも盛んに馬刺しは食べられています。福島の県紙・福島民報には日本における馬肉の歴史が書かれています。
<生食は一九五五(昭和三十)年、興行で会津若松市を訪れたプロレスラー力道山が肉屋で買い求め、持参のタレで味わったのがきっかけとされる>
あの偉大なプロレスラー力道山が福島での馬刺し文化のきっかけとなっているのですね。
もちろん馬肉は海外でも有名です。例えばイタリアのシチリア島(英語でシシリー島)で馬肉は大変な人気があると知られています。フランス人も食用として食べますし、フランスからの移民が多いカナダ東部のケベック州の人たちも食べているそう。
Gosh! Cannot believe they eat horsemeat in France, Belgium and Japan!!!
ElaineJay (@proudweeker) December 10, 2011
日本語訳「フランス、ベルギー、日本で馬肉を食べているなんて信じられない!」
しかし同じヨーロッパでもイギリスやアイルランドでは食用として馬を口にしないと米Newsweekなどが報じています。倫理的な問題として馬肉を好まないのですね。にもかかわらずスーパーマーケットに並ぶ加工肉に馬肉が含まれていて大問題になったニュースも現地では過去にありました。
アメリカも2007年には馬のとさつが国内で禁止されました。現実問題として、とさつが禁じられただけで海外から輸入した馬肉を食べようと思えば多くの州で食べることができるのだそう。
それでも食べない人が多い理由は、アメリカでは西部開拓の時代から馬が暮らしに近い存在として活躍していたので、一説によると食べる行為に抵抗を感じる人が多いからだとの意見もあります。