意外と知らない?日本とはちょっと違う海外の「NGマナー」

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2021/11/10

国が違えば食文化もマナーも異なるもの。例えば、日本ではお茶碗を持って食べることがマナーとされていますが、お隣の韓国では逆にお茶碗を持たずに食べるのがマナーとされています。

ほかにも日本ではテーブルに肘をついて食べたり、食事中にげっぷをしたりすることはタブーとされていますよね。しかし、日本ではNGマナーでも海外の国によってはOKマナーであることもあるのです。

もちろん逆も然りで、日本では当たり前のことでも国によってはNGマナーであることも。そこで今回は、意外と知られていない日本とは違う「海外の食事マナー」についてご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

げっぷすると喜ばれる?

image by:Shutterstock.com

例えば、「げっぷ」についてはどうでしょうか。胃の中の気体が口の外に出る状況ですね。そのときの擬音語をとらえて「げっぷ」と日本語ではいうのだと『広辞苑』(岩波書店)に書かれています。英語だと「burp」です。

食事中にデートの相手がげっぷをしたらどう思いますか?付き合い立ての相手がデートで繰り返しげっぷをしたら、人によっては恐らく関係に微妙な亀裂が走るのではないでしょうか。友だちから恋人になりそうな微妙な関係で、相手がげっぷを繰り返したら熱し始めた恋心もきっと冷めてしまいますよね。

熟練の夫婦であれば、げっぷひとつで離婚とまではいかないかもしれません。それでも夫婦の関係はいよいよロマンティックとは無縁の境地に入り込んでいきます。

しかしこのげっぷ、食事中にはむしろした方がいいと考えられている国があるとご存じですか?例えばインド中国です。

image by:Angela Ostafichuk/Shutterstock.com

インドに長期滞在していたころを思い出してみると、インド人は食事のたびに確かにげっぷしていました。路地でチャイを注文しては音をたてて飲み、その直後に「あー」と声を漏らします。

時と場合と国によっては全てマナー違反かもしれません。しかしインドではこれら全てが「おいしい」「満足している」を意味するようなのです。


聞くところによるとこれは中国も一緒で、食事に対する満足の気持ちをげっぷで表現するそう。しかし海外取材などで中国人の同業者と一緒になっても食事の際に彼らがげっぷする姿を見た覚えがありません。

もしかすると外国人と一緒に食事をする場面では、げっぷが異なる印象を持つと知っていて控えているのかもしれませんね。

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