ぶっちゃけ日本のことどう思ってる?海外育ちの「帰国子女」に本音を聞いてみた

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2023/08/05

帰国子女ならではの視点でみる、日本独自の習慣・文化

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海外でもありそうな習慣や文化が、実は日本独自のモノであることも多いよう。

「日本は多様な文化や伝統があって魅力的な国。神社寺院お祭り芸能など、日本独自のものがたくさんあります。芸術や美意識に富んでいて、料理や工芸品なども素晴らしい。地域によって文化が全く異なり、名産料理などにも驚きました」(アメリカ/15歳で帰国)

「日本ではクリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べることが一般的だと聞きました。カナダではローストチキンやターキーを食べることが多く、当初は「ケンタッキーは日本では特別な意味があるの?」と疑問に思いました」(カナダ/14歳で帰国)

確かに、”クリスマスにはケンタッキーを食べるもの” という文化は、長年日本に住んでいないと不思議に感じるかもしれませんね。言われて気づく日本独自の文化です。

「日本の公衆トイレはとても清潔で便利。海外では公衆トイレが汚かったり紙がなかったり、壊れたまま放置されていることも。日本はどこのトイレも無料で使うことができて、トイレットペーパーや消臭スプレーなども完備されている。ウォシュレットや音姫なども使えて本当に快適。」(ブラジル/18歳で帰国)

公共交通機関が発達していて便利。海外では車がないと移動が大変ですが、日本では電車やバスでどこでも行けます。時間も正確で安全。電車に乗って景色や人々を見るのも楽しいです。」(イギリス/高校生の時に帰国)

メイドインジャパン製品のクオリティに感動

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そして、意外と多かったのが、日本製の商品への称賛。

中でも「文房具」には驚きの声が多く、学生年代を海外で過ごした歴が長い帰国子女の方々にとって、大きな魅力となっていることが感じられます。

「日本の文房具はとても機能的でデザインも素敵。消せるボールペンやカラフルな付箋、かわいいキャラクターのノートなど、海外では見かけないものばかりでした。文房具好きにはたまらない国だと思います。」(フィリピン/15歳で帰国)


文房具の種類が豊富でハイスペックな所に驚きました。アメリカにいた時はまわりの生徒も含め、みんな同じブランドのノートやシャープペンを使っていました。日本の文房具はブランドやデザインだけでなく、技術もすごい。」(アメリカ/15歳で帰国)

商品の値段に関係なく質のよい商品が多い日本製の文房具。あわせて、100円ショップのほかの商品に注目している帰国子女も多いようです。

「先日100円ショップでカップ麺を購入し、そのクオリティの高さにビックリ。安かろう悪かろうの気持ちで味についてはまったく期待していませんでしたが、良い意味で期待を見事に裏切られました。日本の技術力、品質の高さはやっぱり世界一だと思います。」(カナダ/15歳で帰国)

安くておいしいと感動が増しますよね。ほかにも日本の魅力について「食事」の話題を挙げている人がたくさんいましたので、次のページで触れていきましょう。

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