韓国ではなぜ「履かない」のか?日本とは微妙に違う一般常識

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2022/06/29

続々と各地で梅雨が明け、暑い日が続いています。昨今は「おうち時間」も増えてきたので、暑くても快適に過ごしたいところ。

筆者も在宅ワークが多く、お家にいることが多いので、足元を涼しげな夏用スリッパに変更しました。最近のルームスリッパは、履き心地も快適で、蒸れても洗えるので夏でも気持ち良く過ごすことができます。

昨今の日本ではスリッパを履く機会が増えましたが、お隣の韓国では基本的に家の中では素足が一般的なんだとか。

そのため来日して「日本では家の中でスリッパを履かなきゃいけないの!?」と、驚く人も少なくない様子。さらにスリッパに関しての認識も、日本とは全く異なることがわかりました。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

日本は家の中でスリッパ、でも韓国では?

image by:Shutterstock.com

皆さんは、お家の中でスリッパを履いていますか?筆者は先述したように季節ごとにスリッパを変えたりしているのですが、なかには部屋とトイレで分ける場合もありますよね。

また、病院や一部の施設では、土足から室内用のスリッパに履き替えることも珍しくありません。

しかし韓国では、基本的に家では何も履かない人が多いそう。夏はもちろん、かなり冷え込む冬でも履かないそうで、その話を聞いたとき「足が冷たくない?」と思ってしまいました。では、一体なぜ韓国人はスリッパを履かないのでしょうか。

image by:PatChan_HK/Shutterstock.com

「韓国の家の中ではずっと素足でした。冬も床暖房(オンドル)がとても暖かいので、スリッパを履く必要がありません。なので、日本に来てスリッパを履かずに冬、部屋の中を歩いていたら、床が冷たすぎてビックリ…。いまではスリッパが欠かせません」(20代女性)

「韓国ではオンドルがあるので、スリッパを履く必要がないんだと思います。でも日本のスリッパは色々種類があって面白いですね。日本の友だちの家に遊びに行ったとき、玄関に綺麗にスリッパが並べられていて驚きました。しかもお客さま専用だったらしくて、すごくもてなされている気持ちになりました!」(30代女性)


コメントのように、韓国では「オンドル」という床暖房が浸透しているので、寒い日でも素足でも暖かく過ごせるため、スリッパが必要ないとのこと。

この床暖房がとても気持ちよく、そのままゴロゴロ寝転がったりするのも韓国人の家での過ごし方あるあるのひとつなのだそう。

韓国のスリッパは日本とは違う!

韓国でいう「スリッパ」image by:2p2play/Shutterstock.com

もちろん韓国でもスリッパを履くときがあります。ただ、韓国のスリッパは、日本のスリッパとはちょっと違うのだそう。

日本でスリッパというと部屋の中で履くものを想像しますよね。しかし韓国では、外で履くようなゴム製のサンダルをスリッパといいます。

ちなみに韓国の学校では「上履き」ではなく、校内ではこのゴム製のスリッパを履くことが多いのだとか。

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