最高のリラックス。秋に注目を集めた日本全国人気「温泉」ランキング
第3位 高湯温泉/福島県
“奥州三高湯”のひとつとして名高い「高湯温泉」は、福島の西、吾妻山のふもとに湧き出る温泉です。開湯400年、絶え間なく自然湧出し続ける白濁の湯を求めて全国から温泉好きが集まる名湯で、古くは湯治場として栄えてきました。
そんな高湯温泉のなかでも、抜群の開放感をほこる自家源泉の大露天風呂を持つのが「安達屋旅館」。同施設が誇る混浴温泉で、「大気の湯」と呼ばれるメインの大露天風呂は、なんと全長30mもあるのです。
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第2位 乗鞍高原温泉/長野県
日本の山岳リゾートの歴史の礎となる場所でもある長野県。上高地など有名なエリアはありますが、そのお隣である「乗鞍」も負けず劣らず素晴らしい自然が広がっています。
そして乗鞍の温泉ですが、これがなかなかご機嫌な上質湯。泉質は強酸性の硫化水素泉。酸性の硫黄泉でありながら、湯上りに肌が柔らかくすべすべの質感を味わえるという個性的な湯なのです。
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第1位 糸魚川温泉/新潟県
新潟県「糸魚川温泉クアリゾート ひすいの湯」は、『全国温泉大辞典』(旅行読売出版社)にも書かれている通り、フォッサマグナ糸魚川温泉にある唯一の日帰り入浴施設です。
一般的に温泉は雨や雪の水が地中にしみ込み、マグマ(マグマ溜まり)で熱せられた状態で地表に出てきた地下水のことを指します。
しかしフォッサマグナ糸魚川温泉の場合、約1,500万年前の古い海水が1,300mの地中に閉じ込められていて、その地底の海水が地熱で温められ、温泉水として地表に出てきているのです。
ひすいの湯の温泉掲示によると「無色・透明・無臭・塩味」と書かれていますが、もともと海水だった温泉なので、その味はもちろん塩辛。
泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物温泉。いわゆる「温まりやすく、体が冷めにくいお湯」ですね。切り傷、冷え性などに効く温泉としても知られています。
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2019年の秋人気1位は新潟県の「糸魚川温泉」でした。一般的な温泉と少し違うめずらしさ、そして肌寒くなる秋にこそ行きたい「温まりやすく冷めにくい」泉質であることが、注目を集めたのかもしれません。
糸魚川温泉は日帰り施設だけでなく、宿泊で温泉を堪能できる施設ももちろんあります。この秋は心と体をリラックスさせる温泉で、季節の移ろいを楽しんでみませんか?
- image by:安達屋旅館
- ※Google Analyticsを使用した、2019年9月1日〜11月30日までのTRiP EDiTOR内記事アクセス数(記事TOPページアクセス数)にてランキングを算出。
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