祝・世界遺産認定!美しすぎる「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の魅力
奇石の織りなすここだけの絶景「徳之島」
奄美大島から飛行機で約30分、フェリーで約3時間の場所に浮かぶのが徳之島。奄美群島のなかでは2番目の面積を持つこの徳之島は、奄美大島よりもゴツゴツとした迫力のある風景が見られる島。その理由は徳之島が石灰岩性の島で、カルスト地形という海の侵食によって形作られる特徴があるからです。
自然によって作られた独特な地形、暖かな気候、島の文化などが認められ世界遺産の一部となりました。
海が生んだ岩の芸術!徳之島の景観
緑に包まれた優しい雰囲気だけが自然の姿ではないと感じさせてくれる徳之島。徳之島で見るべき風景はゴツゴツと力強く、迫力のある自然の姿です。海の侵食によって生み出された絶景は唯一無二。人工物では出せない岩の芸術が堪能できます。
訪れるべきは「犬の門蓋(いんのじょうぶた)」や「ムシロ瀬」。犬の門蓋は大きな岩に2つの穴が空いたメガネ岩や侵食されたサンゴ礁の精悍さを感じる風景が魅力です。対してムシロ瀬は、丸みを帯びた石が敷き詰められた絶景。同じ徳之島、同じ石でも異なる景色を織りなす自然の姿を堪能しましょう。
内陸部は豊かな緑と生態系が特徴
生物の少ない岩だけが徳之島の特徴ではありません。内陸に入るとさまざまな動植物を育む豊かな緑が守られていますし、徳之島だからこその景色や文化も色濃く残されているのでそちらも必見です。
樹齢300年を超すソテツが生い茂る「金見崎ソテツトンネル」、水中鍾乳洞の「ウンブキ(浅間湾屋洞穴)」、アマミノクロウサギが生息する徳之島の最高峰「井之川岳」など見どころたくさん。徳之島の伝統文化である闘牛も見逃せません。
- 徳之島
- 徳之島町公式サイト
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