北陸の絶景もグルメも楽しめる。石川&富山の人気「観光列車」4選
ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)
フランス語で「美しい山と海」という意味の名前を持つ、観光列車が「ベル・モンターニュ・エ・メール」通称「べるもんた」です。
富山県を走る同車は、土曜日は高岡駅から城端駅間(城端線)を、日曜日は新高岡駅から氷見駅間(氷見線)を約1時間で走ります。
走るギャラリー!こだわりの車両
「べるもんた」は、たった1車両のみの小さな観光列車です。小さな観光列車ですがテーマは「走るギャラリー」というだけあり、車内にはこだわりが詰まっているので必見。
日本一の木彫りの街として知られる富山県南砺市の「井波彫刻」の作品が展示されていたり、つり革にも沿線の街の図柄が施されるこだわりが。
また、窓には流れる景色を絵画のように楽しんでほしいと額縁のようなデザインが施されています。
充実の食事プラン
「べるもんた」は食事プランがとても充実しています。
- ・ぷち富山湾丼セット(富山の海の幸を使った海鮮丼)
- ・白えびと紅ズワイガニのお造り(富山名物)
- ・ぷち富山湾鮨セット(富山の海の幸のお寿司5貫)
- ・ほろ酔いセット(沿線4市のおつまみと地酒)
- ・飲み比べセット(沿線の地酒3種)
- ・おみやげセット(沿線のお土産3種類以上)
など、富山の海の幸を楽しめる食事プランとなっていますよ。
寿司職人さんたちが同乗しているので余裕があれば当日でも受け付けてくださいますが、事前の予約が確実です。チケットを購入し、食事プランを予約しましょう。
絶景を車窓から眺める
「べるもんた」の魅力は、雨晴海岸沿いを走る氷見線と、田園を走る城端線でまったく違う景色が見られることです。どちらも美しく一度は見たい風景なので、2回乗車するのがおすすめ。
氷見線はいわずとしれた富山の絶景スポット、雨晴海岸の側を走ります。運が良ければ遠く立山連峰も見ることができますよ。
対して城端線は、田園風景をゆったりと進みます。砺波平野の緑のなかに家々が散らばる「散居村」という、富山らしい風景も見ることも。どちらも美しくノスタルジーを感じる日本の風景です。
- 詳細記事
- >>>海も山もグルメもワガママに楽しむ、富山の観光列車「べるもんた」
- ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)
- 公式サイト
富山地方鉄道のレトロ電車
富山観光でぜひ乗車したいのが、街中を走る路面電車が富山地方鉄道の「レトロ電車」です。
2013年に運行を開始した比較的新しい観光路面電車で、鉄道の街として知られる富山市のなかでもひときわ目を引くクラシカルでモダンな外観をしています。富山市内を観光する際の移動手段としてぴったり。
木を貴重とした内装が素敵!
深緑とベージュというクラシックな外観の「レトロ電車」は、内装もとっても素敵。木がふんだんに使われた温かみのある車内です。
座席、テーブル、床、つり革に木が使われスタイリッシュながら柔らかなデザインが楽しめます。こんなにおしゃれな路面電車、他では見たことがありません。
沿線は富山観光に最適!
「レトロ電車」は、富山市内を2つの路線で走ります。鉄道が充実している富山市内は路線が6路線あり、同車が走るのは1系統と2系統。いずれも富山駅から出発しているのでとても分かりやすく、観光にぴったりです。
乗車するのに特別な切符は必要ありません。通常の乗車券(大人210円、子ども110円)で乗れるので、富山に到着したらまずレトロ電車で市内を回ってみることをおすすめします。
乗り放題の乗車券と富山グルメが味わえるお得なチケットや、松川遊覧船がセットになったチケットも販売されています。
- レトロ電車
- 普通通貨:大人210円、子ども110円
- 公式サイト