まさかHな言葉に!?海外で日本人が言っちゃいそうな「NGワード」

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2021/03/10

世界にはさまざまな言語が存在していますが、海外のドラマや映画を観ていると、まるで日本語のように聞こえるセリフがありますよね。

そんな空耳としてあげられるのが、例えば英語の「what can I see?(何が見える)」が「稚内市?」に聞こえたり、イタリア語の「Taverna(食堂)」が「食べるな」に聞こえたり。

もちろん逆もあり、何気ない日本語が実は外国語で際どい意味を持つことも珍しくありません。

今回は、ちょっとセクシャルな言葉から、トラブルに発展しかねない言葉遣いにいたるまで、日本語と似ているけど実は意味が異なる「NGワード」をご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

ひとみ、ゆうだい/英語

image by:Shutterstock.com

最初は英語から。英語の場合は単語というより、日本語の言葉が英語で文章に聞こえてしまうユニークな例を紹介します。

ちょっと無理やり感もありますが、例えば「ひとみ」はローマ字にすると「Hitomi」です。この言葉を英語流に発音すると「Hit me.」となり、動詞から始まる命令文になります。意味は「私を殴って(たたいて)」ですね。

ちなみに、「hit me」は「hit me up」と同義で「連絡して」という意味のスラングでもあります。

「ひとみ」のように「ゆうだい」も一緒で、ローマ字に直すと「Yuudai」になりますよね。この音を冷静に聞くと、空耳で「You die.」に思えてくるから、言葉は不思議です。

こちらは「You」と主語はあるものの、実質的には命令文の響きがあります。そもそも動詞から始まる英語の命令文では、主語が全てYouとなり、省略されます。


省略が起こる理由は、わざわざ「You」といわなくても、「あなた」に命令しているので、いわずとも伝わるからですね。その結果、先ほどのように「(You)Hit me.(おまえ、私を殴れ)」という文になるのです。

逆に命令文なのに主語の「You」をあえて省略せずに置くと、かえって高圧的な響きが強まります。そのため「ゆうだい」は「You die.」に聞こえて、「おまえ、死ねよ」といった「おまえ」を強調した攻撃的な意味になるのですね。

四隅/英語

image by:Shutterstock.com

日本語の「四隅」も同じような現象が起こります。ローマ字にすると「Yosumi」は、英語圏の人に空耳で「Yo, sue me.」と聞こえるかもしれません。実際に付き合いのあるアメリカ人に試してみたら、「確かに」的なリアクションが返ってきました。

「Yo」は、略式のカジュアルな呼び掛けで、「よお」「へい」のような感じ。「Sue me.」はちょっと難しい表現ですが、先ほどと同じく命令文で、「(You)Sue(訴えろ)me(私を)」といった意味になります。

なかなか「四隅」という言葉を、英語圏の人の前で口にする機会は多くないかもしれません。

しかし例えば、部屋に荷物を置いてもらう文脈でなかなか相手に伝わらないため、「隅、隅、四隅」と連呼する場面があったとしましょう。すると周りの英語圏の人は、ちょっとした不思議な偶然の響きに、違和感を覚えるかもしれないのです。

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