雨が降ると、良い天気?日本とは全然違う世界のびっくりカルチャー

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2022/09/30

日本では、一般的に「常識」と考えられる習慣や伝統などがいろいろありますよね。例えば、仕事などの重要な場面ではフォーマルな服装が求められたり、もっと基本的な話をすれば人と会えば感じ良く挨拶したりだとか。

しかし、日本などの国々で大部分の人に共有される常識も、国と地域によっては真逆の評価を受ける場合があります。そこで今回は、日本とは異なる価値観で暮らす国・地域の人たちを紹介していきましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

雨が降ると「いい天気」といわれる国!?

image by:Shutterstock.com

最初は、ジブチ共和国の話から。どこにある国か、ご存じない人も多いと思います。

<アフリカ北東部の紅海、アデン湾に臨む共和国>(岩波書店『広辞苑』より引用)

地図帳を見る限り、とても小さな国の印象。日本の外務省によると、国土の広さは日本の四国よりちょっと大きいくらいで、人口は約97.4万人ほど。国民の約94%がイスラム教徒で、アラビア語とフランス語を公用語として話すそうです。

そんなジブチ、愛知県国際交流協会の冊子『世界の国を知る 世界の国から学ぶ わたしたちの地球と未来 ジブチ共和国』によると、ジブチは世界一暑い国のひとつと呼ばれているとの話。

image by:Travel2Sea.com/Shutterstock.com

東京農業大学のコンテンツでも、熱帯乾燥気候帯に位置するジブチの様子が語られています。

平野部では特に、農作物が育たない不毛の乾いた土地が広がり、ほとんど雨が降らないそう。まれに雨が降ると、乾いた大地に緑が一気に芽吹くといいます。そのため、雨が降ると「いい天気だね!」と地元の人はいうのだとか。

日本では真逆ですよね。筆者など北陸に暮らしているので、冬場の天候はほとんど曇りか雨か雪です。まれに晴れた日が冬場にあると、「いい天気!」と心から叫びたくなります。

状況こそ逆ですが、ジブチではまれに雨が降ると、うれしくなって「いい天気!」と心から叫んでしまうのかもしれませんね。


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