インバウンド本格再開直前!今行くべき国内「絶景紅葉」スポット【2022】

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2022/10/12

日本の秋紅葉がとても美しい時期。日本全国には多くの紅葉スポットがあります。近年は訪日外国人旅行客にも人気が高く、日本人旅行客と合わせ、紅葉の見ごろには大混雑となった場所も。

ただ、2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で外国人旅行客がおらず、やや空いていたため、例年になく紅葉をじっくり楽しめた人も多いでしょう。しかし、2022年以降はそうはいかなさそうです。その理由は、日本へ入国する外国人旅行客への規制が緩和されるから。

それでも入国規制の緩和直後からすぐに、外国人旅行客がコロナ前の状況に戻ることはないでしょう。海外旅行にはある程度の「準備」が必要だからです。航空便の発着数もコロナ前の水準に戻るには、まだ時間がかかります。

だからこそ、国内の人気観光地で秋の紅葉をじっくり楽しむのは、ある意味で「今年がラストチャンス」といえるのです。

そこで今回は旅のプロがおすすめする、2022年のうちにぜひ行っておきたい、日本全国にある紅葉の美しいスポットをピックアップしてご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

やっぱり「京都」は外せない!今年は穴場より人気スポット優先で

例年の見頃:11月上旬から12月上旬

京都・永観堂の紅葉。image by:Shutterstock.com

まずはやはり「京都」です。外国人旅行客が真っ先に訪れる旅行先の1つであり、日本人にも高い人気を誇ります。筆者も、訪日人気の前から「京都の春と秋は大混雑」というイメージしかありません。何がなんでも桜や紅葉を観たい場合は「平日に行く」ようにしていたものの、それでも混んでいました。

外国人旅行客に特に人気が高い、京都にある紅葉スポットは「東福寺」「清水寺」「天龍寺(嵐山含む)」「永観堂」「平等院」「南禅寺」など。また、季節に関わらず人気の「金閣寺」も、金色の金閣寺と真っ赤な紅葉のコラボレーションは見ごたえがあります。

一方、ここ数年の外国人旅行客はリピーターが多く、定番スポット以外も事前によく調べて訪れ、SNSなどで拡散されることで海外でも知名度が広がっているところも。

瑠璃光院の紅葉。image by:Shutterstock.com

通常非公開で紅葉の時期のみ公開される「厭離庵(えんりあん)」、春と秋のみ特別公開される八瀬の「瑠璃光院」などです。本当によくリサーチしていて、日本人旅行客以上に詳しいことも多々。


お目当ての紅葉スポットには、最も空いている朝一番に行きましょう。ホテルの予約もくれぐれもお早めに

首都圏から行きやすい「日光」も早めに行くのが正解

例年の見頃:10月中旬から11月上旬

紅葉シーズンの中禅寺湖と華厳の滝。image by:Shutterstock.com

続いて紹介するのは、栃木県の「日光」です。日光は「日光」「奥日光」「鬼怒川」エリアに大きく分けられます。

  • 日光:日光田母沢御用邸記念公園/日光山清滝寺/華蔵院の坂
  • 奥日光:中禅寺湖/男体山/華厳の滝/竜頭の滝
  • 鬼怒川:龍王峡/日塩もみじライン

特におすすめは、日本で一番標高が高い湖である「中禅寺湖」(標高1269m)の紅葉です。湖の周りを散策したり、遊覧船に乗って湖上から眺めたり。日本三大名瀑布の1つである「華厳の滝」には滝つぼに降りるエレベーターもあり、ここも必見です。

日光田母沢御用邸記念公園。image by:Shutterstock.com

穴場スポットとして、朱色の社殿と紅葉のコラボレーションが美しい「日光山清滝寺」、大正天皇の御用邸として使われて邸内のガラス越しに見える紅葉が見事な「日光田母沢御用邸記念公園」、車でないと行きづらい「日塩もみじライン」なども。

日光エリアは標高が高いところと低いところ紅葉が楽しめる時期が異なるのも特徴です。

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